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・・・。

今日は、久しぶりに試合観戦記を書こうと思ったのですが、あまりの散々な結果にやめました。

結果は、3-0でヴェルディの圧勝でした。
地上波での生中継だったので、御覧になった方もたくさんいらっしゃると思いますが、スコアのみならず、内容においてもマドリーは惨敗だったと思います。

マドリーは、シュートを打つどころか、ゴールに近づく事さえできませんでした。
ただ、よく考えてみれば、中1日での試合、しかもその中日は移動に当てられるという、超過密スケジュールを考えれば、あれだけ走れなくなってしまうのも無理はないと思いました。

そこで今回は、私が試合を見てきて、気が付いたことをいくつか挙げてみようと思います。


・試合開始前

エルゲラさんとトミーが、何か話をしていました。
もしかしたら、マークの受け渡しの打ち合せをしていたのかもしれませんね。


・前半

ジダンは見るからにヨレヨレで、足がもつれて絡まりそうでした。相当疲れがたまっていそうに見えました。
また、トミーも珍しく疲労が色濃く出ていて、いつものようにプレスがかけられないようでした。
ジダンはトミーをフォローすべく、一生懸命プレスをかけにいっていましたが、タイミングが合わずにトミーがジダンを突き飛ばしてしまったことがありました。
しかし、ジダンは怒る事無く、すごすごと自分のポジションに戻っていたのが、ちょっと笑えました。

他の選手が疲弊する中、元気良く走り回っていたのが、サルガドとベッカム。
私と友人は、あまりに元気な二人に対し、この二人がFWやった方が良いのではないかと話していました(アホ)。
特にベッカムは、ボールがあれば、どこにでも顔を出していたように見えました。その体力は素晴らしいのですが、ボールのファーストタッチが荒かったです。かなり、バウンドしていました。

前半か後半か忘れましたが、サルガドが相手のキッツイプレスに対し、怒って言い掛かりをつけ、少し小競り合いになりました。
これはヴェルディの選手と審判によって納められました。

コーナーキックにおける、エルゲラさんのマークの外し方は、本当に素晴らしかったです。
密着マークの付いていたジダンの背後のファーから、半円を描くようにニアポストに走り込んでいて、その姿は職人のようでした。相手選手は、誰も追い付けませんでした。
他にも読みの速さや抜かれない足の速さ、痺れをきらした攻撃参加など、改めてエルゲラさんの才能を見せ付けられました。


・ハーフタイム

フィーゴがカンテラーノ達と一緒にボール回しをしていました。
一番張り切っていたフィーゴは、遠慮がちなディオゴに、中に入るよう促していました。
パブロ・ガルシアは猫背でした。


・後半

開始前、トミーはパボンと打ち合せ、エルゲラさんはサルガドと話をしていました。
後半、ラウールに代わりフィーゴが入ると、この日一番の歓声が上がりました。
実際フィーゴは、キレのいいドリブルで観客を魅了していました。
生で観戦すると、改めてスタメン出場できないフィーゴの虚しさが伝わって来るように思えました。

後半から入った兄貴(パブロ・ガルシア)は、疲れていたので、実力のほどはあまりよくわかりませんでした。
ただ、額は本当に狭かったです。眉毛のすぐうえに生え際が来てました。

終了5分前、いきなりどしゃぶりの雨が降りだし、みんな帰りはじめました。
それでも私たちはカッパを着て、「走れ!マイケル!ソルダード!」と叫びました。今日の試合で叫んだのはこの時だけです。どうしても1点とって欲しかったのです。
まわりの残った人達も怒号に似た声援を送っていました。

ディオゴは、少しだけ得意のドリブルを披露していましたが、巧かったです。


・試合終了後

ますます激しく降る雨の中、パボンとロベカルは最後まで残って、ヴェルディの選手達と話をしているように見えました。


・お客さん

動員数は約30000人。昨年が50000人を越えていた事を考えると危機的状況に思えました。
ユニで一番多かったのは、ベッカムとオーウェン。私はジダンでした。

ああぁぁ・・。
明後日は期待してますよ。