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☆ ウルグアイ × フランス 0-0

メキシコとの対戦を考えると、フランスにとっては勝っておきたい試合でしたが、スコアレスドローに終わりました。

フランスは、これまでの戦いぶりに比べると善戦していましたが、個人技頼みのにわか仕込みなチームであることは否めませんでした。
中盤はそれぞれの『感覚』で構成できるものの、フィニッシュの精度が低い。
肝心のゴール前の動きについてのアイデアや意思疎通が不足しているように思いました。
サイドと中央の使い分けについては、依然に比べれば向上していたので、試合をこなすごとに進化していくことが期待できそうです。

対するウルグアイは、おそらく守りを固めてからのカウンターを狙っていたのでしょうが、レブルーは守備についても個人技が高いので、マンツーマンマークで押さえられていました。
レブルーの攻撃陣を封じるため、リスクを犯して強めに対処していたウルグアイは、残り10分ほどのとこで、イエローカードの累積により、仲間を1人失いました。
しかし、10人になったウルグアイを相手にしても、レブルーはゴールを奪うことができませんでした。

ドメネクは後半に入り、アンリ(FW・バルセロナ)、マルーダ(MF・チェルシー)、ジニャク(FW・トゥールーズ)を投入しましたが、功を奏せず。変えた選手が、アネルカ(FW・チェルシー)、グルキュフ(MF・ジロンダン・ボルドー)、シドニー・ゴブ(FW・オリンピック・リヨン)と、抜ける選手と入る選手がチームに対し補完作用を働かせるような交代ではなかったため、不満が残る内容となりました。

とりあえず、緒戦を落とさなかったことは評価に値すると思いますが、勝てた試合だったのではないかと思うだけに、悔やまれます。

以上、殴り書きですいません。
次回はグループリーグの山場であるメキシコ戦なので、さらに調子を上げてくれることを期待したいです。
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キックオフから2分も経たないうちに、マドリーにファーストゴールがもたらされた。
右サイドからドリブルで持ち込んだクリスティアーノ・ロナウドが、そのまま低い弾道のシュートを打ったのだ。
しかしながら、1点を追うビジャレアルは、その後も比較的冷静に試合を運ぶ。

ビジャレアルは、左右にボールをふり、マドリーの布陣を崩すことでゴールに近づこうとしていた。対するマドリーは、縦への意識が強く、ドリブルまたはスルーパスを多用し、DFの隙間を縫う。
そのため、ボールの弾道がそれぞれ、ビジャレアルは横に長い三角、マドリーは縦に長い三角を描いていた。
そのボールの弾道は、そのままそれぞれのチームの状態を表しているようにも見えた。

ボールを横に振ることで相手を崩そうとするビジャレアルの攻め上がりは、組織力の強さを感じさせたか、フィニッシュの精度を欠く。
対するマドリーはドリブルやスルーパスなど、個人の技量によるプレーが目立った。それらは主に、クリスティアーノ・ロナウドや、カカによるものであった。あくまで私見であるが、彼らはそれぞれにドリブルとスルーパスを持ち味としているように思われる。しかしながら、彼らのアイデアは、チームメイトには浸透しておらず、彼らそれぞれがゴールへの渇望を糧にプレーをしているようにしか見えなかった。

この試合のマドリーの中盤は、ガゴとグティであった。
それぞれに、攻撃的素養の高いコンビであるが、この試合ではガゴに対し守備的に振舞うよう支持されているように見えた。ガゴは以前に比すると辺りの強さを感じさせたが、守備のスキルに関しては未熟だった。
相手をなぎ倒しては、カードをもらいかねない様相であった。

試合はその後、カカがPKを決め、0-2でマドリーが開幕から4連勝をキープできた。
試合には勝てたものの、チームとしての安定感には乏しかった。

マドリーが、安定した強さを発揮するには、この試合のスコアラーであるクリスティアーノ・ロナウド、そして、カカの意図を周りの選手が汲むのか、または彼ら二人が回りの選手を如何に使いこなす必要があるように見受けられた。
カカはともかく、クリスティアーノ・ロナウドは、周りが彼に合わせることが必要な選手であるように思われるため、効率よくマドリーの組織力を高めるには前者の戦略が有効である様に思われた。
次節以降の動向に期待したい。
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ご無沙汰していてすいません。
みなさま、お元気でしたでしょうか。 私はなんとか元気にやっております。

決して、フロレンティーノ・ペレスが好きなわけではないのですが、なぜかペレスが辞めてから筆が進まなくなっていました。
ペレスがマドリーの会長に復帰したからというわけではないのですが、今シーズンは、3シーズンほどサボってきた分、少しずつでも書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



スタメン

マドリー

GK:カシージャス(スペイン)
DF:アルベロア(スペイン)
   アルビオル(スペイン)
   ガライ(アルゼンチン)
   マルセロ(ブラジル)
MF:ラサナ・ディアラ(フランス)
   シャビ・アロンソ(スペイン)
   カカ(プラジル)
   ラウール(スペイン)
   クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
FW:ベンゼマ(フランス)

デポル

GK:アランスビア(スペイン)
DF:ラウレ(スペイン)
   ゼ・カストロ(ポルトガル)
   アルベルト・ロボ(スペイン)
   フェリペ・ルイス(ブラジル)
MF:ジュカ(ブラジル)
   ファン・ロドリゲス(スペイン)
   アルバレス(スペイン)
   グアルダード(メキシコ)
   バレロン(スペイン)
FW:リキ(スペイン)

09-10シーズンの開幕を告げる始球式のキッカーは、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)だった。
つい先日、マドリードから遠く東のベルリンにおいて、人類史上最速となったばかりのこのマドリディスタを招く辺り、いかにも成金的マーケティングを好むペレスらしいと感じた。

立ち上がりのマドリーは、シーズンオフの活発な移籍により新しくなったチームらしく、コンビネーションが手探りであった。個々の能力は高いはずであるが、それぞれがどう持ち込めばよいのか分からず、パスの1つ1つに迷いが感じられたように思われた。

対するデポルは、やや引き気味ながらも、マドリーの攻守に合わせて器用に布陣を伸縮。中央のバレロンは、ワンタッチで相変わらずいいボールを出していた。彼の足は、まるでクッションで出来ているかのように、ボールの勢いを吸い込んでいた。
やや引き気味であるため、攻撃に転じる際の手数は少ない。しかしながら、前線の選手の、出たパスへ巧みなフォローが少ないチャンスをモノにしてた。それはまるで、怪我や新加入選手により連携が不慣れなマドリーDFの組織力を見越しているかのような戦いぶりであった。
個々の能力が必要以上に高い攻撃陣に対しては、枚数を増やした守備を。
組織力が成長途上の守備陣に対しては、少ない手数で効率の良い攻撃を。
デポルのサッカーは、よく練られていたようにみえた。

マドリーの守備陣が未完成であることはやむを得ないことである。
その守備陣に代わり、中盤の底のラサナ・ディアラ、シャビ・アロンソが、ラインを上げ下げしてスペースをコントロールしているように思えた。

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その影響か否か、選手の持つ素養からすると本来は、ラサナ・ディアラはボール回収役、シャビ・アロンソはボール配給役であると思うが、その役割は流動的で、時機に応じていずれかがいずれの役回りをこなしていた。
そのせいであるのか、この試合では、それぞれの持ち味は、あまり生かされていないように見えた。

この試合で、これからのマドリーのスタイルを感じさせるプレーが、マドリーの1点目から見受けられた。
前半26分のことだ。
右でボールを受けたカカが軽く持ち込み、デポルのDFラインの裏をつくパスを出す。
それをベンゼマがオフサイドにならないように注意しながらDFラインの後ろに出る。
ボールを受けたベンゼマがシュートを放つが、何かに弾かれる。
それを押し込んだのは、カピタンのラウール。

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それまでのマドリーは、比較的空いているサイドからの攻撃が多かった。しかし、デポルDFは中央を固めつつも、サイドですら隅々と守備の網をしいていた。シュートを打てる角度を与えてはなるまいと、デポルはのりしろ程度にしかならないようなタッチラインが迫る場所に、マドリーを追い込んだ。
このような場合には、やはり中央で勝負を仕掛け、相手を崩すことが必要と思われた。
カカのパスからゴールに至るまでの一連のプレーは、まさにその打開策のサンプルとしてふさわしいものであったように見えた。

結果として、3-2でマドリーは勝利を収めた。
緒戦にしては、それほど悪い試合とは思わなかったが、何かが足りない。
何かが足りないまま、個々の選手の連絡が分断し、悲しい歴史を繰り返すことだけは避けてほしいものである。

スコア

☆ レアル・マドリッド VS デポルディボ・ラコルーニャ   3-2

前25分:ラウール(スペイン)
前29分:リキ(スペイン)
前34分:クリスティアーノ・ロナウド(PK)(ポルトガル)
後 1分:バレロン(スペイン)
後15分:ラサナ・ディアラ(フランス) 
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☆ レアル・マドリッド VS レアル・ベティス   0-0


最近のマドリーはいつもこんな感じなのかもしれませんが、グティ(MF・スペイン代表、レアル・マドリッド)を2列目、サイドにロビーニョ(FW・ブラジル代表、レアル・マドリッド)、トップにファン・ニステルローイ(FW・オランダ代表、レアル・マドリッド)を配置し、グティをより攻撃的に使う意図が見えます。
それは良いことだと思うのですが、ベティスにはそれがみえみえだったようで、パス出しのグティを潰しにかかっていました。

対するベティスは、試合を点ではなく線でとらえており、引いて守る時間帯、相手が前がかりになったところを突く時間帯と、うまく試合を進めていたように見えました。
そうです、コレ正しいです。

決して今のマドリーが間違っているとは思いません。ただ、もう少し中盤のバランスを「攻」にシフトしてもよいのではと感じます。
個人的に、ガゴがどのようなタイプの選手なのかわからないのですが、もしも彼が本当にレドンド(MF・元アルゼンチン代表)の再来なら、もう少しフィットするのを待てば良いでしょう。
彼がレドンドでないのなら、グティを下げ、3ピボーテとした方がよいのではと思います。
グティが前にいることで、ロビーニョの使えるスペースが減り、彼の良さを消しているように見えるからです。
また、グティが前にいることにより、相手はグティの位置に合わせて布陣を引いてきます。
そうなると、ニステルの待つ最前線は大混雑となり、もはやゴールを奪える状態ではありません。
グティを下げ攻撃の起点を後ろに持ってくることにより、前にスペースを作ることが必要であるように感じられました。
よって、超独断によるグティの使い方は、ピボーテの前、もしくは3ピボーテのうちの左です。

マドリの最終ラインは、本当に良くなりましたね。
あのバックなら、3ピボーテでも不安定になることはないように思われます。

また、セルヒオ・ラモス(DF・スペイン代表、レアル・マドリッド)、ミゲル・トーレス(DF・スペイン、レアル・マドリッド)の若き両サイドバックもタイミングのよい上がりで、チームに貢献していましたね。
個人的にセルヒオ・ラモスの評価はかなり低かったのですが、見なおしました。ごめんなさい・・。

そして最後に思ったのは、セルヒオ・ラモスの相方はクロスの名手ではなく、ウインガーか、ラモスの上がりをサポートし、中央とのつなぎ役になれる選手が適役なのではないかということ。
レッドカードの是非についてはいろいろあるかと思いますが、個人的にはクロスの名手に対し、不適格であること言い渡したように見えました。


以上、好き勝手に書いてしまいましてスイマセン。
のちほど、手直しします。
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☆ レアル・ベティス×レアルマドリッド   0-1

前6分:ディアッラ(MF・マリ代表、レアル・マドリッド)

この試合、途中で寝てしまい、さらにビデオが壊れたため、最後の30分くらいはわかりませんでした。

この試合、ニステル(FW・オランダ代表、レアル・マドリッド)の1トップにトップ下カッサーノ(FW・イタリア代表、レアル・マドリッド)、右にレジェス(FW・スペイン代表、レアル・マドリッド)、左にグティ(MF・スペイン代表、レアル・マドリッド)という布陣だったのですが、グティを中心に流動的なポジション取りをし、なかなか厚みのある攻撃を展開しているように見えました。
もともとカッサーノのポジションニングやパスセンスは好みだったのですが、この日も斜めに走り抜けてパスを受けるなど、相手DFをかく乱するようなファンタジーな動きを見せていました。

しかし、このような勢いのある攻撃も前半の最初の方のみで、1点を取った後はベティスに押し込まれる場面が多々見受けられました。
原因は、守備の個人技かと思われますが、相変わらずラインコントロールが出来ていないので、2列目から後ろは徹底して引いて、マンツーマンディフェンスに走っているように見えました。
ベティスのリベラ(MF・元スペイン代表)、エドゥ(MF・ブラジル代表(?)の後を追う様は、何年か前の崩壊し始めたマドリーを思い起こさせました。
あの時はDFの組織も、中盤のストッパーもなく、さらにはボールキープも出来なくなったため、攻められるととことん弱い感じでしたが、今はカペッロが怖いのか、死に物狂いで個々に相手やボールを追っている感じですね。
あまり良いこととは思いませんが、組織を育てるまでを凌ぐにはこれしかないのでしょうね。

とりあえず、前にボールが入ればいい動きをするので、今週のチャンピオンズリーグには、その辺りを期待しようと思います。

復帰した割には、薄ーい記事ばかりでスイマセン…。
精進します。。。
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あのねぇ、こっちの方が面白いヨ!⇒ファーポコ

◇ グループ E ◇

☆ オリンピック・リヨン VS レアル・マドリッド 2-0

前11分:フレッヂ(FW・ブラジル代表、オリンピック・リヨン)
前31分:チアゴ(MF・ポルトガル代表、オリンピック・リヨン)


今シーズン初めて見た試合だったのですが、あまりに顔触れが変わっていて、まるで違うチームのように見えました。
試合の内容は、残念ながらスコア以上の落差がありましたが、いくつか気付いた点と超独断による改善方法について、述べたいと思います。

○ 敗因

組織として固まっていないことによる、守備力の低さと、攻撃の連携の欠如ですかね。
対するリヨンは、この辺りに強みを持ち、かつマドリー弱点であるピボーテ(攻守のつなぎ目)とバックラインをうまく潰していたと思います。

○ ピボーテの組み合わせ

マドリーのピボーテは、エメルソン(MF・ブラジル代表)とディアッラ(MF・マリ代表)ですが、エメルソンは守備的、ディアッラは攻守を半分ずつ併せ持つピボーテであるため、中盤は必然的に守備的となるように思われます。
しかも、ディアッラは攻撃を組み立てるレジスタタイプではないため、マドリーの攻撃はサイドを使うのが妥当なのではと思われますが、現在マドリーには、サイドアタッカーがシシーニョ(DF・ブラジル代表)いないため、右にディアッラから右にボールを流す場面が多く見受けられたように思います。
しかし、シシーニョの前が突破力のないベッカムであるため、最後は前線にクロスを放り込むという単調な攻撃に終始していたように見えました。
ここは、ピボーテの組み合わせをグティ(MF・スペイン代表)-エメルソンにするか、両サイドにサイドアタッカーを置くかの改善が必要であるように思いました。
ディアッラからしかボールが出ないと判断したリヨンは、ディアッラを潰し、マドリーの前線を分断することに成功したように見えました。

○ バックラインの統率

今回は、カンナバーロ(DF・イタリア代表)とセルヒオ・ラモス(DF・イタリア代表)のコンビでした。まだ連携やラインコントロールの意志統一が出来ていないためかラインはガタガタでマークも曖昧だったように見えました。
そのため、カンナバーロがリヨンに翻弄されている場面が多々見受けられました。
一般にバックラインの構築には時間が必要であるため、こちらは長い目で見る必要がありそうです。ただ、適性や相性を考えるとカンナバーロの相方はエルゲラ(DF・スペイン代表)が妥当であるように思いました。
マドリーの中盤を潰したリヨンは、さらに脆弱なマドリーのバックラインになだれこみ、軽がると2点を奪いました。

以上を踏まえると、

1 中盤の組み合わせを変えるか、サイドを強化することにより、攻撃オペレーションを確立する。

2 バックラインはベテランを入れ、地道に育てる。
ことが改善点となりそうです。
シーズンはまだ始まったばかり。
悲観せずに応援していきたいですね。
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☆ バレンシア VS レアル・マドリッド   0-0

スタメン

バレンシア

GK:カニサレス(スペイン代表)
DF:ミゲル(ポルトガル代表)
   アルビオル(スペイン?)
マルチェナ(スペイン代表)
モレッティ(イタリア)
MF:アルベルダ(スペイン代表)
バラハ(スペイン代表)
アングロ(スペイン代表)
アイマール(アルゼンチン代表)
レゲイロ(ウルグアイ代表)
FW:ビジャ(スペイン代表)

4-2-3-1

マドリー

GK:カシーリャス(スペイン代表)
DF:サルガド(スペイン代表)
   セルヒオ・ラモス(スペイン代表)
   メヒア(スペイン)
   ラウール・ブラボ(スペイン代表)
MF:グティ(スペイン代表)
   ディオゴ(ウルグアイ代表)
   シシーニョ(ブラジル代表)
   バティスタ(ブラジル代表)
   ジダン(フランス代表)
FW:ラウール(スペイン代表)

4-2-3-1

あんまりちゃんと見られなかったのですが、概要だけでも少し書きたいと思います。

マドリーは、前半は積極的にパスを回し、バレンシアゴールに近づいていました。
素早いプレスに、複雑なパスワーク。
先日のチャンピオンズリーグ敗退のショックを見せず、意欲的にプレーしていました。
マドリーは、グティの中盤の底上げが効いていて、両サイド、中央ともに、ボールが前後するのに伴い、適切な距離を保って上げ下げしていました。
布陣全体が1つになっていたのです。

しかし、対するバレンシアは、引いて守りの壁を厚くし、中盤でマドリーのボールを奪うと、目を見張るようなスピードで速攻を仕掛けてきました。
パスを回して消耗するマドリーと比べると、バレンシアの方が効率よく攻撃しているように見えました。
バレンシアは、最近調子の良いジダンだけはかなり警戒していたらしく、常に2人以上が対応していました。
ボールを持てば、必ず足4本に刺されるジダンは、アーセナル戦の時と同じく、ちょっと不満げでした。

逆に、マドリーが警戒していたのはアイマールとアングロ。
ディオゴは彼らにきついタックルをお見舞いしていました。
この日、久々の先発出場を果たしたディオゴは、グティと中盤でコンビを組んでいました。
まだ、不慣れなこともあり、この二人のコンビネーションはやや不安定でしたが、柔らかいプレーから、身体を入れた泥臭いプレスまでこなせるディオゴに、改めて潜在能力の高さが感じられました。

対するバレンシアのピボーテ、アルベルダとバラハは、さすが熟練コンビだけあって、過不足なく仕事をこなしていました。
アルベルダの守備力に、バラハのオールマイティさが上手くかみ合い、バレンシアを動かしていました。
この試合を観戦していたアラゴネス爺も、このコンビを代表で再び起用することを考えたかもしれませんね。

前半走らされたマドリーは、後半は運動量が落ち、布陣も間延びしてスペースが出来始めました。
しかし、プレスをかけることは怠っていなかったため、アイマールに自由をあたえることなく、事なきを得ているように見えました。
バレンシアも、それほどパスワークが冴えていなかったので、ロングボールからの単調な展開が目立ちました。

最後、終了間際に交替で入ったカッサーノが得たPKを、やはり交替で入ったロナウドが外し、ゲームセット。
お互いにとって、痛い引き分けとなりました。

今回、マドリーがゴールを奪えなかったの原因のひとつに、ラストパスの精度がイマイチだったということがあげられると思われます。
そういう意味では、ベッカムの不在は響いたのかもしれません。
しかし、あのパスワークを見てしまうと、やはり右はシシーニョの方が流れが良いように見えました。
ラウール・ブラボは随分と攻め上がりがスムーズなってきました。
後は、ラストパスの精度を上げれば、ロベカルの後継者として育つのではと思いました。
褒めすぎ?

メヒアは、最初はおぼつかない感じでしたが、後半はクリアボールをそのまま攻撃の起点とする良いパスを何本か出していました。
その調子で頑張ってほしいです。

マドリーは、良い形は出来つつあると思うので、このまま進んでいってほしいですね。
次節のベティス戦も、良い試合を期待しています。  
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mayuさんが、さらに詳しいレビューを書いてくださっていますので、どうぞ!!

スタメン

アーセナル

GK:レーマン(ドイツ代表)
DF:エブエ(コートジボアール代表)
トゥレ(コートジボアール代表)
センデロス(スイス代表)
フラミニ(フランス代表)
MF:セスク・ファブレガス(スペイン代表)
ジウベウト・シウバ(ブラジル代表)
フレブ(ベラルーシ代表)
→ ベルカンプ(FW・元オランダ代表)
リュングベリ(スウェーデン代表)
レジェス(スペイン代表)
→ ピレス(MF・フランス代表)
FW:アンリ(フランス代表)
4-2-3-1


マドリー

GK:カシーリャス(スペイン代表)
DF:サルガド(スペイン代表)
→ ロビーニョ(FW・ブラジル代表)
セルヒオ・ラモス(スペイン代表)
ラウール・ブラボ(スペイン代表)
ロベルト・カルロス(ブラジル代表)
MF:グラベセン(デンマーク代表)
→ バティスタ(MF・ブラジル代表)
ベッカム(イングランド代表)
ジダン(フランス代表)
グティ(スペイン代表)
FW:ラウール(スペイン代表)
→ カッサーノ(FW・イタリア代表)
ロナウド(ブラジル代表)

4-1-3-2


グティは布陣上はトップ下だったが、実際はトップ下と中盤の底を行き交いながら、チームを動かしていた。
トミーとグティのピボーテは、連携、バランスともに優れ、序盤のマドリーの攻勢に貢献した。
マドリーはトミーの底上げにより前線をコンパクトに保ち、ワンタッチでリズム良くボールを回した。

対するアーセナルも、網の目のようなマドリーのパスコースを器用に切り、低めに構えたアンリの、縦一本のスルーパスから得点機を見いだそうとしていた。


一瞬気を抜けば、命取りとなる。
そんな緊迫感の中、ゲームは小刻みに左右に動いた。

トミーのアイデアあふれるゴール前への浮き玉から、マドリーの最初のチャンスが生まれた。
トミーはロナウドの動きや意図を良く理解していたが、ロナウドの頭に触れたボールは僅差でポスト横に流れた。

マドリーの攻撃を担ったのは、グティである。
グティからボールを受けたジダンは、思いのままにプレーしていた。
ジダンには、センデロス、エブエがつき、ジダンは彼らのチェックにクレームをつけるほど熱くなっていた。

最近大人になったといわれるグティも、主審の出したカードに鬼の形相で抗議していた。

アーセナルは中央よりも右サイドのフレブの攻撃が光った。リュングベリが良いおとりとなり、生き生きと躍動するフレブに、ロベルト・カルロスは手を焼いていた。
反対サイドでは、サルガドとレジェスのマッチアップが展開されていたが、こちらは代表の先輩サルガドが優勢だった。
しかし、サルガドが守備に追われたため、マドリーの右サイドは機能しなかった。
ベッカムは相変わらず流れを滞らせたため、マドリーの攻撃オプションは1つ減った形となった。

また、セルヒオ・ラモスはアンリのマークが外れたり、パスミスや無意味なロングボールなどで、しばしばピンチを招いた。

アーセナルは、前線のアンリやフレブ、リュングベリもマドリーDFに積極的にプレスをかけてきていたため、最終ラインも中盤並みに逼迫した状況にあった。
1つのミスも許されないし、パスの1つ1つを無駄にしてはならなかったのだ。

その意味では、ベッカム、ラモスの精彩を欠いたプレーは、マドリーにとってもどかしいものだった。

お互いに試合を通して、同じくらいの決定機を迎えたが、枠を外れたり、GKやDFの体を張った好プレーにより事無きを得ていた。

後半開始、監督はロナウド、ベッカムを信頼したのか、動かなかった。
やや運動量の落ちたマドリーは、アーセナルにスペースを与えつつも、体をぶつけて善戦した。

続きです。
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スタメン
は、のちほど掲載しますね。


1stレグに敗戦を喫したチェルシーは、とにかく点を取らなくてはならなかった。
そのため、序盤攻勢に出たのは、アウェーのチェルシーだった。
しかしこの日のチェルシーの布陣は4-2-3-1で、マケレレ-ランパードの2ボランチにトップ下はロッベン。
いささかいびつに思えた。
実際、サイドの守備が弱かったチェルシーは、ランパードにかかる守備の負担が重く、慎重なランパードは、いつものように思い切り良く前に出られないように見えた。
そのため、前線へのボールの供給は、マケレレにかかっていた。
それを知っていたらしきデコは、執拗にマケレレを狙い、攻撃の起点をつぶしていた。
さらにトップ下のロッベンは、アイデアはあるものの、やはりライン際で生きる選手と思われたため、中盤と前線のつなぎ役は、難しいようだった。
そのため、チェルシーの中盤と前線は分断し、ドログバは前で孤立した。
中央で勝負できないとわかったチェルシーは、右のジョー・コール、左のダフの両サイドアタッカーによる攻撃を展開。
一方がボールを持てば、他方は糸を引くように動き、可能性を感じさせたが、得点にはいたらなかった。

チェルシーが、まるでネジが1つ取れた機械のように不安定な状態でいるのに対し、バルサはそれを弄ぶかの余裕が感じられた。
最終ラインのマルケスは、悠々とロングフィードで攻撃を組み立て、バルサは無理に攻め入らず、様子をうかがう。
そして、相手のパスミスやスペースのほころびを見つけた瞬間、一気にギアを入れ替え攻め入った。

この日のバルサは、いつもより冷徹で、研ぎ澄まされた魅力があった。


つづく。
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久々に試合の模様について書いてみたいと思います。

☆ レアル・マドリッド VS エスパニョール   4-0

前13分:グティ(MF・スペイン代表、レアル・マドリッド)
前42分:ジダン(MF・フランス代表、レアル・マドリッド)
前46分:ロナウド(FW・ブラジル代表、レアル・マドリッド)
後6分:ジダン(MF・フランス代表、レアル・マドリッド)

スタメン

GK:カシーリャス(スペイン代表)
DF:シシーニョ(ブラジル代表)
ウッドゲート(イングランド代表)
メヒア(スペイン)
ロベルト・カルロス(ブラジル代表)
MF:グラベセン(デンマーク代表)
ベッカム(イングランド代表)
ジダン(フランス代表)
グティ(スペイン代表)
ロビーニョ(ブラジル代表)
ロナウド(ブラジル代表)

4-1-4-1

        グラベセン

  ベッカム          ジダン
 
     グティ      ロビーニョ
 
         ロナウド

こんな感じです。


4-1-4-1という最近の定番布陣で臨んだマドリーは、引き気味のエスパニョール相手にスペースを見いだせずにいた。
エスパニョールは、自陣に白い集団が入りきったのを見計らうかのように、マドリーの空いた裏のスペースを突いてきた。
マドリーが上がれば、「リトルブッダ」デ・ラ・ペーニャ(MF・スペイン代表)が槍のようなパスで縦を突く。
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このスペースを一人で守っていたのがグラベセン(右写真)だった。
マドリーは、トミー(グラベセン)がボールを奪ったところを起点に攻撃を展開していたため、マドリーの出来はグラベセンの出来にかかっているように見えた。










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そのため、この試合はブッダ(デ・ラ・ペーニャ・左写真)と海坊主(トミー)の直接対決がその行方を握っているように思えた。

デラペーニャは、トップ下で威力を発揮する選手と理解しているが、プレスをかけるのも巧かった。
二人の競り合いは、美しくもアグレッシブで、非常に見応えがあった。

スペースを消しにかかったエスパニョールに対しても、マドリーは落ち着いてボールをキープしていた。
ワンタッチでボールを回しつつも、無理に攻め入らず、ボールを上げ下げしながら相手の呼吸を読んでいた。

トミーは持ち前の状況判断の速さから、リズムよく左右中央に配球していた。
右のシシーニョ、左のロビーニョ、中央のグティは、積極的に相手の虚を付き、トミーに対してボールを要求した。
彼ら3人からさらにパスを要求していたのがジダン、ロナウド、ロベルト・カルロス、ベッカムだった。
パスが回せない場合には、トミーやロビーニョがドリブルで打開する場面もみられた。

冴えなかった以前と比べて大きく違うのは、役割分担の徹底と運動量、そして選手間の連携だった。
1人がボールを持てば、布陣全体が連動する。
強かった昔のマドリーには、よく見られたシーンだった。

難を言えば、ベッカムがシシーニョの動きに付いていけていないところだろうか。
また、トラップが不得手でパスを受けてからボールを離すまでが遅いベッカムは、リズムを滞らせていた。
やはり、ベッカムにはショートパスを回すスペインスタイルのサッカーは合わないように見えた。

逆に、パスを受けてからボールを離すまでが異常に速いのがジダンであった。
体力もスピードもなく、相方・ロビーニョに迷惑をかけることもあったが、この部分の「速さ」でカバーし、リズムを保っているように見えた。

クロス一本、ロナウド頼みの単調なサッカーから、ポゼッション高めのパスサッカーへと蘇生したマドリーは、前半だけで3点を奪った。
グティの飛び込み、久々のロベカル-ジダンライン、珍しいロナウドのヘディングと、そのどれもが貴重なシーンだった。

後半、マドリーはトミーに替えてパブロ・ガルシアを投入した。これは、妥当な交替であるように思えた。
なぜなら、トミーはあの広大なスペースを一人で守り、さらに攻撃の起点となるパスを出していた。トミーは攻守の切替役を立派にこなし、それはそのままマドリー全体の攻守のバランスを保っていたが、それは余りに過大な負担に思えたからだ。
いくらトミーのフィジカルが強いとはいえ、最後までは持たなかったであろう。
そして兄貴(パブロ・ガルシア)も、前半のトミーの役割を見事にこなしているように見えた。

この試合は、結局4点を奪ったマドリーが勝利した。
個人的に、4つのゴールの中で一番印象に残ったのは、ジダンの4点目だった。
シシーニョが右サイドの突破から、中央のジダンにグラウンダーのボールを送る。
ジダンはそれを右足で軽く浮かせ、左足で浮き球をミドルレンジから蹴りこんだ。
アイデアとボールコントロール、ボディバランスと、ジダンの良さが凝縮されたゴールであるように思えた。

蘇りつつあるマドリーにあえてクレームをつけるとしたら、トミーと兄貴の負担が過大となってしまうところであろうか。
ウッドゲイト、メヒアのラインは比較的安定していたし、彼らと中盤の底との連携は悪くなかったが、このままでは、トミーや兄貴の個人技に頼りきりとなり、磐石とはいえない。
このままでは、デル・ボスケ時代のマケレレと同じで、あの頃の宿題は残されたままとなっているのだ。
マドリーが再び強くなるためには、個人の力に頼るサッカーを止めにしなくてはならないと思われる。
難しいことではあるが、遅くとも着実な歩みを期待している。
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