タグ:レアル・マドリッド ( 13 ) タグの人気記事

代表では、1200分ノーゴールという、不名誉な記録をレコードしたベンゼマ。近頃では「免罪符」であったクラブでのパフォーマンスも奮わず、深刻なゴール欠乏症に陥ってしまった。その原因はどこにあるのか。

そもそも彼は、高い技術と天才的なインスピレーションを持ちながら、順応性が極端に低い。クラブや監督が変わる度に調子を落とし、批判の的となって来た。モウリーニョが監督に就任したときになどは正にそうだった。
ゴールから遠い位置からボールをこねて持ち込むのが得意で足の遅いベンゼマは、モウリーニョのサッカーには合わなかった。モウリーニョのサッカーは、ボールを奪ってからゴールまで、いかに短い時間、少ないパスで行うかを競う、これまでベンゼマが経験して来たサッカーとはまるで別の競技であるかの様なものだったからだ。
それでも運良く、ベンゼマはモウリーニョのサッカーに合うように、自らを矯正した。しかし、そのおかげでバルサスタイルを真似たショートカウンターを求められたレブルーでの成績は奮わなくなった。ただでさえ連携の悪さが致命的なのに、なおかつクラブとは違う動きを求められることに、不器用なベンゼマは対応出来なかった。
レブルーでの不調は、指揮官がブランからデシャンに変わっても変わらず、ベンゼマは息苦しそうにプレーするばかりだった。

このように、ベンゼマが不調に陥った原因は、自らの変化への順応性の低さにあると思われる。彼が復調するには、モウリーニョのように彼を矯正するか、彼に合わせたチームに作り替えるかの2択になるだろう。
しかし、今のサッカーのトレンドとしては、1人の選手と心中するような戦術を取る事は難しい。長いシーズンを乗り越えるためには、誰がいつ出ても同じクオリティをキープ出来る、工業製品のような品質の維持が求められられる。
そうなると、ベンゼマの使い方としては、かつてのようにゴールが獲れるようになるまで辛抱強く使い矯正するか、ゴール以外の貢献度を評価し、2列目辺りで使うかという事になるであろう。
これは、代表においては辛抱強く使い続ける猶予はないため、後者の2列目辺りで使うという選択肢に絞られる可能性が高い。さもなければ、外されるまでであろう。実際先日のW杯予選のベラルーシ戦においては、ベンゼマを外す事でベンゼマの出来に左右される事がなくなり、前線の選手の動きが活性化した事で4ゴールを叩き出した。

個人的にベンゼマのひらめきや技術の高さには限りない可能性を感じているので、彼を外すという選択肢は取って欲しくない。近いうちにまた、クラブでも代表でも彼が順応し、ファンの信頼を取り戻す事を願ってやまない。
[PR]
by kobo_natsu | 2013-09-25 19:34 | 選手
マドリーがなぜ、またバルサに勝てなかったのかについては既に言い尽くされているだろうし、誰が戦犯かを追及することには個人的に興味がないので、珍しくクラシコの舞台に3人も揃ったレブルー戦士のプレーについての所感を書いてみようかと思います。

カリム・ベンゼマさん(23)   職業:レアルマドリードFW

私見ですが、この日のベンゼマは素晴らしかったと思いました。ゴールを決めたのはもちろんですが、パス出しや動き出しにより、前線の攻撃をよくコントロールしていました。視野の広さを感じさせるパスや、敵だけでなく味方さえも目が覚めるような、数々の攻撃のアイデアが光りました。
他の方も仰っていましたが、その姿は1つの軍隊を率いる将軍のように見えました。彼の長短や強弱を使い分けたパスが攻撃にリズムを生み、正確で柔らかいトラップが、相手の嫌な位置からの攻撃の組み立てを可能にしていたように見えました。
欲を言えば、彼の動きに呼応できる選手(私見ではエジルとグラネロ)がいれば、ベンゼマを中心とする大きな白いストームがバルサを飲み込むような攻撃が展開されていたかもしれません。ちょっと褒めすぎですかね。貴重な相方の一人であるエジルは、この日中盤に配置された選手の素養が攻撃的であったため、守備の負担を負わざるを得ないようにみえました。そのため、エジルが守備の負担を負うことなく、本来の力を発揮できていたならば、ベンゼマの司る攻撃はさらに功を奏したのものと思っています。

ラサナ・ディアラさん(26)   職業:レアルマドリード守備的MF

ラスも、この日は自分の仕事を忠実にこなしていました。相手を傷つけないきれいなボールスイープは、自身の熱望する代表復帰のためのブランへのアピールになったでしょう。この日の中盤のパートナーは、シャビ・アロンソとディマリアでした。個人的には、バルサの中盤を抑えるには、やや攻撃的素養が高すぎたのではと思いました。そのため、一人守備の専業としてバルサを抑えていたラスを下げるという判断はやや不可解でしたが、ラスは既にイエローカードを一枚もらっており、さらにもう一枚もらって退場となってしまうことを避けるためではという他の方のご意見を聞き、やむを得ない交代であったのかもしれないと思い直しました。
ラスの負担を避けるためにも、もう一人の相方は、守備と攻撃を半々で出来る選手(希望はグラネロだが、ベンチのメンバーの中でならケディラ)の方が良かったのではと思いました。ただ、ケディラ自身がそもそも良い出来ではなかったということには異論ありません。この中盤の構成については、何が最適だったのか、コメントが難しいところです。

エリック・アビダルさん(32)   職業:FCバルセロナDF(センターとサイドを兼任)

この日3人の中で一番出来が良くなかったのは、アビダルのように見えました。攻め込んでくるマドリーの前線に対するチェックは遅く、足がもつれそうになりながら追いかけているようにも見えました。昨シーズン大病から復帰した直後は神々しいくらいの鉄壁ぶりを発揮しておりましたが、ここ数ヶ月はなんとなく調子を落としているようにも見えます。センターとサイドを兼任というなかなかの多忙ぶりであるため、切り替えが上手くいかなかったのでしょうか。EUROまでには少し前の神々しさを取り戻してください。

以上、ざーっと好き勝手に書いてみましたが。悔しさはじわじわとこみ上げてきますが、これを春まで抱えるのは辛いところです。
これから続く数々の試合で、少しでもわくわくするような、希望を感じさせるような試合が観れたらと思います。
[PR]
キックオフから2分も経たないうちに、マドリーにファーストゴールがもたらされた。
右サイドからドリブルで持ち込んだクリスティアーノ・ロナウドが、そのまま低い弾道のシュートを打ったのだ。
しかしながら、1点を追うビジャレアルは、その後も比較的冷静に試合を運ぶ。

ビジャレアルは、左右にボールをふり、マドリーの布陣を崩すことでゴールに近づこうとしていた。対するマドリーは、縦への意識が強く、ドリブルまたはスルーパスを多用し、DFの隙間を縫う。
そのため、ボールの弾道がそれぞれ、ビジャレアルは横に長い三角、マドリーは縦に長い三角を描いていた。
そのボールの弾道は、そのままそれぞれのチームの状態を表しているようにも見えた。

ボールを横に振ることで相手を崩そうとするビジャレアルの攻め上がりは、組織力の強さを感じさせたか、フィニッシュの精度を欠く。
対するマドリーはドリブルやスルーパスなど、個人の技量によるプレーが目立った。それらは主に、クリスティアーノ・ロナウドや、カカによるものであった。あくまで私見であるが、彼らはそれぞれにドリブルとスルーパスを持ち味としているように思われる。しかしながら、彼らのアイデアは、チームメイトには浸透しておらず、彼らそれぞれがゴールへの渇望を糧にプレーをしているようにしか見えなかった。

この試合のマドリーの中盤は、ガゴとグティであった。
それぞれに、攻撃的素養の高いコンビであるが、この試合ではガゴに対し守備的に振舞うよう支持されているように見えた。ガゴは以前に比すると辺りの強さを感じさせたが、守備のスキルに関しては未熟だった。
相手をなぎ倒しては、カードをもらいかねない様相であった。

試合はその後、カカがPKを決め、0-2でマドリーが開幕から4連勝をキープできた。
試合には勝てたものの、チームとしての安定感には乏しかった。

マドリーが、安定した強さを発揮するには、この試合のスコアラーであるクリスティアーノ・ロナウド、そして、カカの意図を周りの選手が汲むのか、または彼ら二人が回りの選手を如何に使いこなす必要があるように見受けられた。
カカはともかく、クリスティアーノ・ロナウドは、周りが彼に合わせることが必要な選手であるように思われるため、効率よくマドリーの組織力を高めるには前者の戦略が有効である様に思われた。
次節以降の動向に期待したい。
[PR]
ご無沙汰していてすいません。
みなさま、お元気でしたでしょうか。 私はなんとか元気にやっております。

決して、フロレンティーノ・ペレスが好きなわけではないのですが、なぜかペレスが辞めてから筆が進まなくなっていました。
ペレスがマドリーの会長に復帰したからというわけではないのですが、今シーズンは、3シーズンほどサボってきた分、少しずつでも書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



スタメン

マドリー

GK:カシージャス(スペイン)
DF:アルベロア(スペイン)
   アルビオル(スペイン)
   ガライ(アルゼンチン)
   マルセロ(ブラジル)
MF:ラサナ・ディアラ(フランス)
   シャビ・アロンソ(スペイン)
   カカ(プラジル)
   ラウール(スペイン)
   クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
FW:ベンゼマ(フランス)

デポル

GK:アランスビア(スペイン)
DF:ラウレ(スペイン)
   ゼ・カストロ(ポルトガル)
   アルベルト・ロボ(スペイン)
   フェリペ・ルイス(ブラジル)
MF:ジュカ(ブラジル)
   ファン・ロドリゲス(スペイン)
   アルバレス(スペイン)
   グアルダード(メキシコ)
   バレロン(スペイン)
FW:リキ(スペイン)

09-10シーズンの開幕を告げる始球式のキッカーは、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)だった。
つい先日、マドリードから遠く東のベルリンにおいて、人類史上最速となったばかりのこのマドリディスタを招く辺り、いかにも成金的マーケティングを好むペレスらしいと感じた。

立ち上がりのマドリーは、シーズンオフの活発な移籍により新しくなったチームらしく、コンビネーションが手探りであった。個々の能力は高いはずであるが、それぞれがどう持ち込めばよいのか分からず、パスの1つ1つに迷いが感じられたように思われた。

対するデポルは、やや引き気味ながらも、マドリーの攻守に合わせて器用に布陣を伸縮。中央のバレロンは、ワンタッチで相変わらずいいボールを出していた。彼の足は、まるでクッションで出来ているかのように、ボールの勢いを吸い込んでいた。
やや引き気味であるため、攻撃に転じる際の手数は少ない。しかしながら、前線の選手の、出たパスへ巧みなフォローが少ないチャンスをモノにしてた。それはまるで、怪我や新加入選手により連携が不慣れなマドリーDFの組織力を見越しているかのような戦いぶりであった。
個々の能力が必要以上に高い攻撃陣に対しては、枚数を増やした守備を。
組織力が成長途上の守備陣に対しては、少ない手数で効率の良い攻撃を。
デポルのサッカーは、よく練られていたようにみえた。

マドリーの守備陣が未完成であることはやむを得ないことである。
その守備陣に代わり、中盤の底のラサナ・ディアラ、シャビ・アロンソが、ラインを上げ下げしてスペースをコントロールしているように思えた。

c0040315_941235.jpg


その影響か否か、選手の持つ素養からすると本来は、ラサナ・ディアラはボール回収役、シャビ・アロンソはボール配給役であると思うが、その役割は流動的で、時機に応じていずれかがいずれの役回りをこなしていた。
そのせいであるのか、この試合では、それぞれの持ち味は、あまり生かされていないように見えた。

この試合で、これからのマドリーのスタイルを感じさせるプレーが、マドリーの1点目から見受けられた。
前半26分のことだ。
右でボールを受けたカカが軽く持ち込み、デポルのDFラインの裏をつくパスを出す。
それをベンゼマがオフサイドにならないように注意しながらDFラインの後ろに出る。
ボールを受けたベンゼマがシュートを放つが、何かに弾かれる。
それを押し込んだのは、カピタンのラウール。

c0040315_945722.jpg


それまでのマドリーは、比較的空いているサイドからの攻撃が多かった。しかし、デポルDFは中央を固めつつも、サイドですら隅々と守備の網をしいていた。シュートを打てる角度を与えてはなるまいと、デポルはのりしろ程度にしかならないようなタッチラインが迫る場所に、マドリーを追い込んだ。
このような場合には、やはり中央で勝負を仕掛け、相手を崩すことが必要と思われた。
カカのパスからゴールに至るまでの一連のプレーは、まさにその打開策のサンプルとしてふさわしいものであったように見えた。

結果として、3-2でマドリーは勝利を収めた。
緒戦にしては、それほど悪い試合とは思わなかったが、何かが足りない。
何かが足りないまま、個々の選手の連絡が分断し、悲しい歴史を繰り返すことだけは避けてほしいものである。

スコア

☆ レアル・マドリッド VS デポルディボ・ラコルーニャ   3-2

前25分:ラウール(スペイン)
前29分:リキ(スペイン)
前34分:クリスティアーノ・ロナウド(PK)(ポルトガル)
後 1分:バレロン(スペイン)
後15分:ラサナ・ディアラ(フランス) 
[PR]
☆ レアル・マドリッド VS アトレティコ・マドリッド   2-1

前1分:アグエロ(FW・アルゼンチン、アトレィコ・マドリッド)
前14分:ラウール(FW・スペイン代表、レアル・マドリッド)
後34分:スナイデル(MF・オランダ代表、レアル・マドリッド)

スタメン

レアル・マドリッド

GK:カシージャス(スペイン代表)
DF:セルヒオ・ラモス(スペイン代表)
   ペペ(ブラジル)
   カンナバーロ(イタリア代表)
    ⇒ メツェルダー(ドイツ代表)
   ドレンテ(オランダ代表)
MF:ディアラ(マリ代表)
   グティ(スペイン)
   ロビーニョ(ブラジル代表)
   スナイデル(オランダ代表)
    ⇒ ガゴ(アルゼンチン代表)
FW:ラウル(スペイン代表)
   ファン・ニステルローイ(オランダ代表)
    ⇒ サビオラ(アルゼンチン代表)

c0040315_2155584.jpg


どうも、ご無沙汰していてすいません(1点目ラウール)。

c0040315_21562788.jpg


ほんと、すいません(2点目スナイデル)。

今シーズンはなるべく試合を見て、記事を書こうと思いますので、よろしければお付き合いただければと思います。
今シーズンは開幕戦が放映権の都合により放送されませんでした。
いやー、がっかりです。
おそらく、この記事を読んでくださっている皆様の多くは、同じ時間に同じ感情を共有していたのではと思います。
出鼻をくじかれた感はありますが、今シーズンはこのようなマイナスな感情ではなく、喜びや楽しみといった、プラスの感情をたくさん共有できるような試合を期待したいものですね。

さて。

本来なら、開幕戦について詳細な試合レビューを書くつもりでいました。
しかし、先述のように試合を見ることが出来ず、さらに現時点では試合が放送されるかどうかも未定であるため、試合のニュース記事等を参考に、超独断により試合の展開を想像し、今後の展望を好き勝手に欠いてみたいと思います。

スタメンの布陣によると、中盤の底にディアラ-グティを配していたようなので、グティが攻撃を組み立て、中央からの攻撃がメインだったのではと思われました。しかし、ニュース等によると、ロビーニョやスナイデルがセンタリングを上げる場面が多かったようなので、中央ではなくサイド攻撃がメインだった可能性が高そうですね。
さらに、前半だけでマドリーのシュート数が10本なのに対し、アトレティコは14本と、マドリーを上回っていることからも、マドリーが攻め込まれていることが懸念されます。
このことから、カンナバーロ-ぺぺのバックラインがいまだ不安定であり、中央からの攻撃に耐えられないため、中央では勝負せずにサイド攻撃を選択したように見受けられます。
バックラインは一朝一夕に出来上がるものではないので、これは仕方のないことなのでしょうね。
ただ、個人的には、グティ→ロビーニョと中央から独創的なパスを展開し、ラウールもしくはニステル(もちろん、サビオラでも)が決める…なんてサッカーを期待したいので、バックを強化し、中央の攻撃が展開できるようになってほしいですね。
とりあえず、勝ててよかったです。

で、今後のチームの展望ですが、勉強不足なので新加入選手の持ち味等につき、あまりわからないのですが、超勝手なイメージとして、「よく走るヤツラ」が来たのかなぁという感じです。
もちろん、パスをまわすテクニックは備わっているとは思うのですが、パス回しは程ほどに、ボールを離したら、すぐに前に向かって走る…トータルフットボールのイメージですね。
いやー、「オランダ=トータルフットボール」なんて、なんて古典的な…。
今どき、昭和の時代に活躍した選手上がりの解説者だって言わないよって感じですよね。
申し訳ないです。
そんなわけで、個人的にはスピード感溢れる、「縦に伸びる」サッカーが期待できるのではと思います。
後方からゆっくりとボールが回され、中盤にボールが渡ると、ギアが5速に入り、スピーディに布陣全体が縦に伸びる。
相手の呼吸を読み、虚を突き、ゴールを奪うような、そんなサッカーを期待したいと思います。
[PR]
☆ レアル・マドリッド VS レアル・ベティス   0-0


最近のマドリーはいつもこんな感じなのかもしれませんが、グティ(MF・スペイン代表、レアル・マドリッド)を2列目、サイドにロビーニョ(FW・ブラジル代表、レアル・マドリッド)、トップにファン・ニステルローイ(FW・オランダ代表、レアル・マドリッド)を配置し、グティをより攻撃的に使う意図が見えます。
それは良いことだと思うのですが、ベティスにはそれがみえみえだったようで、パス出しのグティを潰しにかかっていました。

対するベティスは、試合を点ではなく線でとらえており、引いて守る時間帯、相手が前がかりになったところを突く時間帯と、うまく試合を進めていたように見えました。
そうです、コレ正しいです。

決して今のマドリーが間違っているとは思いません。ただ、もう少し中盤のバランスを「攻」にシフトしてもよいのではと感じます。
個人的に、ガゴがどのようなタイプの選手なのかわからないのですが、もしも彼が本当にレドンド(MF・元アルゼンチン代表)の再来なら、もう少しフィットするのを待てば良いでしょう。
彼がレドンドでないのなら、グティを下げ、3ピボーテとした方がよいのではと思います。
グティが前にいることで、ロビーニョの使えるスペースが減り、彼の良さを消しているように見えるからです。
また、グティが前にいることにより、相手はグティの位置に合わせて布陣を引いてきます。
そうなると、ニステルの待つ最前線は大混雑となり、もはやゴールを奪える状態ではありません。
グティを下げ攻撃の起点を後ろに持ってくることにより、前にスペースを作ることが必要であるように感じられました。
よって、超独断によるグティの使い方は、ピボーテの前、もしくは3ピボーテのうちの左です。

マドリの最終ラインは、本当に良くなりましたね。
あのバックなら、3ピボーテでも不安定になることはないように思われます。

また、セルヒオ・ラモス(DF・スペイン代表、レアル・マドリッド)、ミゲル・トーレス(DF・スペイン、レアル・マドリッド)の若き両サイドバックもタイミングのよい上がりで、チームに貢献していましたね。
個人的にセルヒオ・ラモスの評価はかなり低かったのですが、見なおしました。ごめんなさい・・。

そして最後に思ったのは、セルヒオ・ラモスの相方はクロスの名手ではなく、ウインガーか、ラモスの上がりをサポートし、中央とのつなぎ役になれる選手が適役なのではないかということ。
レッドカードの是非についてはいろいろあるかと思いますが、個人的にはクロスの名手に対し、不適格であること言い渡したように見えました。


以上、好き勝手に書いてしまいましてスイマセン。
のちほど、手直しします。
[PR]
どうも、ご無沙汰しておりました。
私は元気にやっております。
単にアイデアがなかったこと、ビデオが壊れて満足に試合を見る事ができなかったことにより、筆を止めておりました。
ま、言い訳はこのくらいにして。

今朝は久しぶりに試合を見たのですが、寝坊したので最後の15分を見るのがやっとでした。
しかし、この15分の両者の戦いぶりに、両者の相違が凝縮されていたように感じました。
そのため、独断と偏見に基づき、久々に分析してみることにしました。




このときのマドリーは、右サイドからパスを繋げて攻め入ろうとしていたが、パスが最前線に渡るや否や、すぐにセビリアのサイドバックの選手に潰されていた。
マドリーの最前線は孤立していたため、奪われたボールを取り返すフォロアーもおらず、この一連鎖のマドリーの攻撃はここで終わる。

その後は後方から送られたボールをベッカムが間延びした前線にロングフィードするか、グティがリズム良く前線に繋ぐかであったが、セビリアDF陣が、パスの出し手から受け手までを、丸でコンピューターで測ったように次々と潰して行く。

あの優秀な最終ラインを破るには、どうしたらいいのだろうか。

普通なら、前線の選手のうちの一人がボールを持ち、相手DFを数人ひきつけたところで、走りこんできた味方の選手にパスを出し、フィニッシュというのが、オーソドックスな最終ラインの崩し方であると思われる。
しかし、セビリアDF陣は、ボールを持つおとり役に引きつけられることなく、おとり役はもちろん、パスの受け手までもを巧妙にマークしていたのだ。

一番の原因は、マドリーのおとり役に「怖さ」が足りなかったことだろう。
どこからでもゴールを決めてしまう「怖さ」があれば、おそらく最終ラインはおとりにひきつけられていたのではないかと思われる。
しかし、これは個人技の領域に入ってしまうので、これをDFを崩す方策としてあげるのは適切ではないと考えられる。

では個人の資質に頼らずに、あの最終ラインを崩すにはどうすべきだったのか。
あくまで私見であるが、サイドを使って崩すことが有効であったのではないかと思われる。
もちろん、サイドに振ることも最終ラインを崩す方法としては常套手段である。
しかし、通常人間の心理として、サイドからゴールにより近い中央へのボールの移動には敏感でも、中央からサイドへとゴールを決めるのが難しくなるエリアへの移動は鈍感になりがちである。
あれだけ優秀な最終ラインであれば、およそゴールを狙うのに適したフォーメーションはインプット済みなのであろう。
彼らの素晴らしいポジショニングを崩すには、中央からサイドへ振り、虚を突くことが有効であるように思えた。

具体的には、

◇ 中央でパスを回し、サイドへ振る。サイドの選手が中央の2列目の選手にラストパスを送り、フィニッシュ。このとき、最前線の選手は、あたかもクロスを決めるがごとく振舞い、DFをひきつけておくことが重要である。

◇ 右サイド→中央→右サイドと繋ぎながら前線に上がり、右サイドが中央にパスを送る。
中央の選手はそれをスルーし、左サイドが中央へ走りこみフィニッシュ。これは左右が逆でも可能である。

などが思い浮かぶ。

これを可能にするには、① 攻撃を組み立てるレジスタの存在、②レジスタを中心とした攻撃フォーメーションの徹底が必要と思われる。
守備の強化と中盤の充実に努めている現在のマドリーにとっては、かなり突飛な課題であろう。
しかしながら、①、②を突き詰めるとやがてはそれが弱点となる。
強力なレジスタの存在が足かせとなり、レジスタを押さえられると何も出来ないチームとなってしまうのだ。
そしてその典型がEURO2004で不甲斐ない戦いぶりをみせたレブルーであることは記憶に新しい。

チームが恒久的な強さを身に付けるためには、戦術に徹底と流動という相反する二つの概念を持ち合わせることが鍵となりそうである。
[PR]
☆ レアル・ベティス×レアルマドリッド   0-1

前6分:ディアッラ(MF・マリ代表、レアル・マドリッド)

この試合、途中で寝てしまい、さらにビデオが壊れたため、最後の30分くらいはわかりませんでした。

この試合、ニステル(FW・オランダ代表、レアル・マドリッド)の1トップにトップ下カッサーノ(FW・イタリア代表、レアル・マドリッド)、右にレジェス(FW・スペイン代表、レアル・マドリッド)、左にグティ(MF・スペイン代表、レアル・マドリッド)という布陣だったのですが、グティを中心に流動的なポジション取りをし、なかなか厚みのある攻撃を展開しているように見えました。
もともとカッサーノのポジションニングやパスセンスは好みだったのですが、この日も斜めに走り抜けてパスを受けるなど、相手DFをかく乱するようなファンタジーな動きを見せていました。

しかし、このような勢いのある攻撃も前半の最初の方のみで、1点を取った後はベティスに押し込まれる場面が多々見受けられました。
原因は、守備の個人技かと思われますが、相変わらずラインコントロールが出来ていないので、2列目から後ろは徹底して引いて、マンツーマンディフェンスに走っているように見えました。
ベティスのリベラ(MF・元スペイン代表)、エドゥ(MF・ブラジル代表(?)の後を追う様は、何年か前の崩壊し始めたマドリーを思い起こさせました。
あの時はDFの組織も、中盤のストッパーもなく、さらにはボールキープも出来なくなったため、攻められるととことん弱い感じでしたが、今はカペッロが怖いのか、死に物狂いで個々に相手やボールを追っている感じですね。
あまり良いこととは思いませんが、組織を育てるまでを凌ぐにはこれしかないのでしょうね。

とりあえず、前にボールが入ればいい動きをするので、今週のチャンピオンズリーグには、その辺りを期待しようと思います。

復帰した割には、薄ーい記事ばかりでスイマセン…。
精進します。。。
[PR]
あのねぇ、こっちの方が面白いヨ!⇒ファーポコ

◇ グループ E ◇

☆ オリンピック・リヨン VS レアル・マドリッド 2-0

前11分:フレッヂ(FW・ブラジル代表、オリンピック・リヨン)
前31分:チアゴ(MF・ポルトガル代表、オリンピック・リヨン)


今シーズン初めて見た試合だったのですが、あまりに顔触れが変わっていて、まるで違うチームのように見えました。
試合の内容は、残念ながらスコア以上の落差がありましたが、いくつか気付いた点と超独断による改善方法について、述べたいと思います。

○ 敗因

組織として固まっていないことによる、守備力の低さと、攻撃の連携の欠如ですかね。
対するリヨンは、この辺りに強みを持ち、かつマドリー弱点であるピボーテ(攻守のつなぎ目)とバックラインをうまく潰していたと思います。

○ ピボーテの組み合わせ

マドリーのピボーテは、エメルソン(MF・ブラジル代表)とディアッラ(MF・マリ代表)ですが、エメルソンは守備的、ディアッラは攻守を半分ずつ併せ持つピボーテであるため、中盤は必然的に守備的となるように思われます。
しかも、ディアッラは攻撃を組み立てるレジスタタイプではないため、マドリーの攻撃はサイドを使うのが妥当なのではと思われますが、現在マドリーには、サイドアタッカーがシシーニョ(DF・ブラジル代表)いないため、右にディアッラから右にボールを流す場面が多く見受けられたように思います。
しかし、シシーニョの前が突破力のないベッカムであるため、最後は前線にクロスを放り込むという単調な攻撃に終始していたように見えました。
ここは、ピボーテの組み合わせをグティ(MF・スペイン代表)-エメルソンにするか、両サイドにサイドアタッカーを置くかの改善が必要であるように思いました。
ディアッラからしかボールが出ないと判断したリヨンは、ディアッラを潰し、マドリーの前線を分断することに成功したように見えました。

○ バックラインの統率

今回は、カンナバーロ(DF・イタリア代表)とセルヒオ・ラモス(DF・イタリア代表)のコンビでした。まだ連携やラインコントロールの意志統一が出来ていないためかラインはガタガタでマークも曖昧だったように見えました。
そのため、カンナバーロがリヨンに翻弄されている場面が多々見受けられました。
一般にバックラインの構築には時間が必要であるため、こちらは長い目で見る必要がありそうです。ただ、適性や相性を考えるとカンナバーロの相方はエルゲラ(DF・スペイン代表)が妥当であるように思いました。
マドリーの中盤を潰したリヨンは、さらに脆弱なマドリーのバックラインになだれこみ、軽がると2点を奪いました。

以上を踏まえると、

1 中盤の組み合わせを変えるか、サイドを強化することにより、攻撃オペレーションを確立する。

2 バックラインはベテランを入れ、地道に育てる。
ことが改善点となりそうです。
シーズンはまだ始まったばかり。
悲観せずに応援していきたいですね。
[PR]
とある国際会計事務所によると、昨シーズンの欧州のクラブの上位20チームの中で、総収入が一番多かったのは、レアル・マドリッドなのだそうだ。

それまで、9年連続首位を獲得していたマンチェスター・ユナイテッドの総収入が、前年比5%減の2億4600万ユーロ(約340億円)だったのに対し、マドリーの総収入は前年比17%増の2億7600万ユーロ(約380億円)だったのだそうだ。

総収入は入場料収入や放映権料、ユニフォームのスポンサー料などの合計で算出される。
マドリーの増益の分の大半はスポンサー料の増加によるものなのだそうだ。
この記事を掲載した新聞は、マドリーの増益とユナイテッドの減益の背景には、ベッカムの移籍が密接に関連しており、改めて彼のブランド力の高さを浮き彫りにしたと分析している。

このような数字や分析を目の当たりにすると、マドリーのチーム作りにおいて、スポンサーとの関係が勘案されているのではないかという、疑念が強くなる。

ボスマン判決による移籍市場の規制緩和や高騰し続ける選手の年俸や移籍金、それに相反するようにして起こった放映権料バブルの崩壊により、クラブは資金調達をクラブや選手のブランディング(ブランド力をつけ、商品価値を高めること)に頼らざるを得なくなったことは確かだ。

そしてそれは、スポーツ用品メーカー・アディダス社のアジア戦略など、サッカー取り巻く企業とも利害が一致する。
アディダス社は、2002年W杯をアジア市場開拓の契機とし、今年のW杯はアジア市場拡大の商機とみて、そのための投資を惜しまずにいる。
さらに同社は、日本を「堅い」市場と判断し、日本でもっとも親しまれているプロスポーツである野球の読売ジャイアンツとオフィシャルパートナー契約を結ぶ周到さを見せている。

確かに、資金調達は重要だ。
オリンピック・リヨンやビジャレアルなど、資金調達に成功したチームは、競技においても成功を収めている。
しかし、木を見て森を見なければ、本質を見失うことにもなりかねない。

oasisのリアムの言葉が胸に響く。

「サッカーに専念して勝利にふさわしい奴らなら、勝つんだよ。」
[PR]
by kobo_natsu | 2006-03-14 16:40 | ニュース