人気ブログランキング | 話題のタグを見る
◎ マスチェラーノ、ヨーロッパへ?

ハビエル・マスチェラーノ(MF・アルゼンチン代表、コリンチャンス)が、アトレティコ・マドリッドに移籍すると噂されているそうだ。
アトレティコの監督であり、前のアルゼンチン代表監督である、ビアンチ氏がマスチェラーノの才能を高く評価しており、獲得に乗り出しているそうだ。

■ 今年の1月に、リバープレートからコリンチャンスに移籍したばかりのマスチェラーノですが、本当にアトレティコに移籍するのでしょうか。

以前から、南米のリーグはレベルが高く、十分技が磨けるので、当分ヨーロッパには行かないと言っていました。
しかし、ペケルマン現アルゼンチン代表監督が、もっとレベルの高いスペインへ行った方がよいとの忠告を受け、移籍を決断したと言われています。

この話が本当ならば、アトレティコは、ケズマンに続き、強力な新戦力を迎えることになりますね。
個人的に、マスチェラーノは注目している選手の1人なので、スペインで見られるのは嬉しいです。
若くして攻守のバランスに優れたマスチェラーノの獲得は、今季建て直しが期待されるクラブにとっても、プラスになるのではないかと思いました。
この話、実現して欲しいですね。

《 補足 》 ライブドアマルカによると、今のところ、コリンチャンスとアトレティコは合意に至っておらず、交渉中のようですよ 

◎ メグニはソショーへ

ソショーはボローニャから、ムラド・メグニ(MF・U-21フランス代表)を1年間のレンタルで獲得したそうだ。今回の契約には、完全移籍のオプションもついており、ソショーの会長は、メグニをジダンの後継者として育てることに意欲を燃やしているそうだ。

■ ボローニャでは出場機会に恵まれなかったメグニは、ソショーに行ったそうです。
ソショーには、同じく、ジダンの後継者候補として名前の挙がっているジェレミー・メネーズ(FW)もいます(よろしければ、拙稿:ジダンの後継者ジダンの後継者、続報を参照下さい)。

ソショーの主力として活躍しているメネーズに対し、メグニがソショーでのスタメンが保証されているのか、定かではありませんが、ソショーで活躍できるといいですね。
スカパーのリーグアンを契約したものの、ソショー戦を放送する確率は極めて少ないのですが、もしもこれから二人の共演が見られたら、チェックしようと思います。
# by kobo_natsu | 2005-08-23 13:57 | ニュース
今日はチェルシー VS アーセナル戦につき、思うところを一つ。
素人なので、到らない部分もあるかと思いますが、お許しを。


チェルシー

チェルシー×アーセナル(05/8/21)_c0040315_21373118.jpg
GK:チェフ(チェコ代表)
DF:P.フェレイラ(ポルトガル代表)
   ギャラス(フランス代表)
   テリー(イングランド代表)
   デル・オルノ(スペイン代表)
MF:マケレレ(フランス代表)
   ランパード(イングランド代表)
   グジョンセン(アイスランド代表)
   (→エッシェン(ガーナ代表))
FW:ダフ(アイルランド代表)
   クレスポ(アルゼンチン代表)
   (→ドログバ(コートジボアール代表))
   ロッベン(オランダ代表)
   (→ライト・フィリップス(イングランド代表))





アーセナル

チェルシー×アーセナル(05/8/21)_c0040315_21364872.jpg
GK:レーマン(ドイツ代表)
   ローレン(カメルーン代表)
   センデロス(スイス代表)
   トゥレ(コートジボアール代表)
   A.コール(イングランド代表)
MF:リュングベリ(スウェーデン代表)
   (→ファン・ペルシ(オランダ代表))
   セスク(U-20スペイン代表)
   (→フラミニ(フランス))
   ジウベウト・シウバ(ブラジル代表)
   フレブ(ベラルーシ代表)
FW:ピレス(フランス代表)
   アンリ(フランス代表)






序盤から、中盤でプレスを掛け合う両者だが、アーセナルの方がやや優勢に試合を運ぶ。
リュングベリを中心に何度か好機を迎えるが、得点には結べない。

他方のチェルシーは、アーセナルが、中央での競ぎ合いから攻撃に転じる、という反復により布陣を全体に上げてきたところを見計らい、前線にロングボールを放り込み、ロッベン、グジョンセンを走らせるが、そこはアーセナルの最終ラインが落ち着いて対応する。そのため、チェルシーはなかなか決定機を作ることが出来なかった。

両者共に、中盤で激しくプレスをかけ、攻撃の芽をつぶしていたことから、中盤で勝負せずに、最終ラインから前線にボールを放り込み合う時間帯も見られたが、基本的にはアーセナルは中盤でパスをつなぎ、チェルシーはロングボールを多用して前線のスピードを生かす戦い方をしていた。
前半は、このまま両者無得点のままで終わる。

後半も、アーセナルが中盤を支配し、チェルシーがやや受け身のサッカーを展開しているように見えた。

グジョンセンがセンスあふれるパスやビルドアップ(展開)を見せるも、クレスポは反応できない。
ロッベンはいつもよりも体が重そうで、突破を図るも足が止まってしまうことが多かった。

いつもより疲れていたロッベンは、同じサイドでマッチアップをしていたA.コールにとってはやりやすい相手だったようで、彼はロッベン番に専念させられることなく、のびのびと攻撃参加していた。

しかし、これに気付いたのか、モウリーニョはロッベンに替えてライト・フィリップス、攻撃の組み立てに苦しむグジョンセンに替えエッシェンを投入。
これは、解説の方も仰っていたのだが、ライト・フィリップスは、A.コールを自陣に追いやり、エッシェンは飢えた獣のように、スペースを求めた。
こうしてアーセナルは自陣に押し込まれることが多くなり、センターサークル付近右にFKを与えてしまう。ランパートの蹴ったボールは、ゴール前に上がり、相手の甘いマークから飛び出したドログバ(クレスポと交替)のヒザにあたり、ゴール。後半28分のことだった。

結局このドログバのゴールが決勝点となり、1-0でチェルシーがロンドンダービーを制した。

両クラブの監督が理論派だけあって、試合を点ではなく線でとらえているように見えた。時間帯により戦い方を変えているように見えたのだ。
今回、その駆け引きをせいしたのがチェルシーだったように見えた。

では、アーセナルはどうすべきだったのか。
あくまで私見だが、ゴール前を固められたアーセナルは、パスワークで崩そうと試みていたが、チェルシーは読みのの速さと抜け目ないマークにより、封じていた。
そこで思うに、ミドルレンジからシュートを打ち、相手DFを前に釣りだした方がよかったのではないかと思った。
そのためには、ピレスをFWではなく、2列目に下げてみてはどうかと思った。

守備はともかく、攻撃に関しては、両者ともに本来の力を出し切れていないように見えた。
これから徐々に調子を上げていってくれることを期待したい。
# by kobo_natsu | 2005-08-22 09:07 | 試合観戦記
今日はアーセナル VS チェルシー戦。
先週開幕したばかりのプレミアリーグで、早くも好カードが登場です。
今日は、そのチェルシー戦に関する記事を日本語訳してみました。


「チームの要と要」

プレミアリーグのタイトル獲得の本命である2チームが、今シーズン初めての対決をするにあたり、それぞれのチームで、昨シーズンからもっともプレーの質を変じない選手同士が、再び相見えることとなった。

ガナーズレポート:「Head to Head」  ピレスとダフ_c0040315_135442100.jpgロベール・ピレスとダミアン・ダフは、双方共に昨季プレミアリーグにおいて、30試合以上出場し、それぞれのチームでの「活気ある歯車」として成功してきた。
彼ら二人は、代表でもまた、自分の地位を確立し、それぞれの国の代表として、来年行われるW杯の予選の同じグループ4で、トップ争いをしている。

昨シーズン、ピレスはアーセナルで33試合出場し、32歳となってもフィジカルコンディションを向上させることは可能だということを見せ付けてくれた。
ダフは出場した30試合で印象深い働きを見せ、その功績は、ジョゼ・モウリーニョの億万長者軍団にあって、決して小さいものではない。


ガナーズレポート:「Head to Head」  ピレスとダフ_c0040315_13572599.jpgダフは現に、ピレスよりも出場試合数が3つ少ないにもかかわらず、出場時間は93分多い。
これは、このフランス人が出場した試合のうち、7試合をベンチで過ごしたからであることによる。

ピレスは昨季、ダフの倍以上である14ゴールを記録した。彼はゴールデンシューを得たティエリ・アンリに続き、アーセナルで2番目に多くゴールを決め、プレミアリーグ全体では3番目だった。彼より多くゴールを決めたのは、アンディ・ジョンソンとアンリのみだった。

彼は昨季、33本の枠内シュートを放ち、枠外シュートは13本だった。3本はゴールポストに当たり、5本はキーパーにブロックされた。驚くべきは、ピレスは枠内シュートのうち、40%をゴールに入れていることだ。

このチェルシーのウインガーは、ゴール数こそピレスの半分を下回っているものの、印象深い28本の枠内シュートを記録している。

ピレスはダフよりも、93分出場時間が短いのにもかかわらず、ダフよりも62本多くパスを出し、32本多く成功させていが、このアイルランド人はドリブルで突破ではピレスをリードしており、ダフが61本のうち29本を成功させているのに対し、ピレスは58本のうち24本を成功させている。

しかしながら、このワールドカップ覇者(注:ピレスを指す)にしても、明らかに、相手陣内のゴールラインいっぱいまでプレーをしている。

ピレスがファウルを犯したのは、ダフより14も少ないにもかかわらず、ピレスのタックル数は、ダフよりも22多く、成功数は11多い。しかし、ダフのクリア数はピレスの倍だ。
インターセプトは23、ダフは19である。

この2人のミッドフィルダーは、似たような過去の統計をも持ち合っている。
ダウニングは、ロスタイムにおいて、ダフよりも24本多くパスを成功させているが、このフランス人は、自身とよく似たこのイングランド人の記録に、あとわずか8つのところまでせまっている。

原文

アーセナルの記事は、記録の説明に終始するものが多いのでしょうかね。
それとも、偶然私がそういう記事を選んでしまっているのかもしれませんが、今回はチェルシー戦の前ということで、アーセナルのピレス(MF・フランス代表)と、チェルシーのダフ(MF・アイルランド代表)という、チームを支える同じタイプの選手を比較しているようです。

下線部分は、かなり怪しいのですが、おそらくそれぞれ、ピレスはゴールライン際まで走り回る献身的な選手であるということと、ピレスとダフはダウニングにも似ている(彼と似たような記録を持っている)ということを言いたかったのだと思います。
厳しい訳でスイマセン…。
この記事は、ピレスとダフは優秀な左サイドハーフであるが、ピレスはパサー、ダフはドリブラータイプと、異なる特徴を持つということを、データで示しながら言いたかったのではないかと、推測しました。

ダフのことはあまり良く知らないのですが、ピレスはドメネク・フランス代表監督との確執により、代表に招集されず、不遇の日々を送っています。
記事にもあるとおり、ピレスのプレーは、その年齢を感じさせないほど精力的です。
98年W杯も、2000年のEUROもピレスはケガなどによって、代表の主力としてタイトルを獲得できたわけではなかったため、最後となるかもしれない2006年W杯へのピレスの意欲は、並々ならぬものなのだそうです。
クラブでの試合でアピールして、なんとか代表復帰を果たして欲しいです。

とりあえず、今日の試合は、早くも両チームにとって、タイトル争いの山場になりそうですね。
楽しみです。
先日行われたフランス代表 VS コートジボアール代表は、3-0で、フランスが勝利しました。
試合を見ておらず、今後も放送される予定は今のところないのですが、Bonjour Bon Sejour フランス留学体験記mojaoさんの記事や、ニュースなどから、フランスの今後をあーでもない、こーでもないと言ってみようと思います。


フランス代表×コートジボアール代表(05/8/17)から考える_c0040315_15415192.jpgGK:クーペ(オリンピック・リヨン)
DF:サニョール(バイエルン・ミュンヘン)
   テュラム(ユベントス)
   ブームソン(ニューキャッスル)
   ギャラス(チェルシー)
MF:ドラソー(パリ・サンジェルマン)
   マケレレ(チェルシー)
   ヴィルトール(オリンピック・リヨン)
   マルダ(オリンピック・リヨン)
   ジダン(レアル・マドリッド)
FW:アンリ(アーセナル)










フランス代表×コートジボアール代表(05/8/17)から考える_c0040315_15421431.jpg
◆ 1点目
ヴィルトールのCKから、ギャラスのヘディング












フランス代表×コートジボアール代表(05/8/17)から考える_c0040315_1543056.jpg
◆ 2点目
ヴィルトールのCKを相手GKがはじき、ジダンの足元に来たところを左足でダイレクトボレーで、DFの股を抜く。









フランス代表×コートジボアール代表(05/8/17)から考える_c0040315_15432624.jpg
◆ 3点目
ドラソーからのロングスルーパスを受けたアンリがDF1人を交わし、最後はGKを交わして右の角度のないところからゴールに流す。








フランス代表×コートジボアール代表(05/8/17)から考える_c0040315_15452348.jpg


やったね、やったね!















フランス代表×コートジボアール代表(05/8/17)から考える_c0040315_15465758.jpg


やれば出来るじゃん!













1. 基本

トップ下のジダンは自由に動き、ドラソー-マケレレの守備により、ジダンの負担を開放。
サイドからマルダとヴィルトールが切り込んで行ったようです。
ただ、ドラソーは、守備だけでなくパスセンスもある選手なので、中央の攻撃の起点はドラソーだったではないかと思います。

今回のフランスは、「ジダンを中心に動く」、ということでチームの意思統一を図り、戦術に一貫性を持たせたようです。
ボールはジダンに集められ、ジダンの思うがままにゲームは作られたようですね。

だた、マルダ、ヴィルトールの両サイドアタッカーは、オプションというには忍びないほど破壊力があるので、実際は中央のジダンは引きつけ役、サイド主体の攻撃だったのかもしれません。
単なる憶測なので、間違えていたらすいません。鵜呑みにしないようにご注意ください。

2. アンリとジダン

以前から問題視されていたアンリとジダンのプレーエリアは、二人を中央に置くことで解決したようです。
今回はFWを一枚削り、ジダンをトップ下に置きました。
フランスがジダンと心中する覚悟なら、この布陣でも良いのかもしれませんが、それでは、2002年W杯、EURO2004の二の舞を踏む恐れもあります。
今回は付け焼刃的に成功したように見えますが、この布陣も万全とはいえなさそうです。

3. 今後はどうするか

今回の布陣では、もしもアンリが調子が悪かったり、タイトにマークされたとしても、両サイドにマルダとヴィルトールというゴールゲッターが控えているため、問題がないのかもしれませんが、やはり、2トップが見たいので、今後2トップで布陣を組むとしたら、どうすればいいか。
頼まれもしないのに、勝手に考えてみました。

後ろはこのままで良いとして、ジダンは真ん中、マルダかヴィルトールを左、2トップにアンリとトレゼゲ。
ジダンは右ではなく真ん中なので、右サイドバックのサニョールに、空いたスペースをカバーしてもらうというものです。

これは、実は昨年のユーロのグループリーグ第3戦、VS スイス戦で、当時の監督であるサンティニが編み出したシステムです。
かなりいびつな形になりますが、これにより、アンリとジダンがかぶることなく、機能しました。
ただ、サニョールに負担がかかるので、もしも運動量の豊富なサニョールが欠けた場合には、厳しい布陣となります。
いずれにしろ、個人に頼ることから脱却するのは難しそうですね。


好き勝手にいろいろ書きましたが、W杯予選最大の山場と思われる、9/7(水)のアイルランド戦(アウェー)に期待していますよ。
トミー最新コメント:「オーウェンは残るべき」(05/8/17)_c0040315_212730100.jpgトミーはメディアに対し、マドリーにおけるオーウェンの必要性をうったえたそうです。
トミーは、オーウェンととても仲が良く、いつも一緒に練習しており、オーウェンがいかにすばらしい選手であるかを実感しているそうです。

オーウェンについてトミーは、速さと決定力がある最高のストライカーで、年間の消化試合数が多いにもかかわらず、いつでも体調を万全に整えており、本当のプロであると語ったそうです。
そして、オーウェンを放出することは、クラブにとって大きな損失となると話したそうです。

公式サイトの写真には、トミーとオーウェンが一緒に写っていることが多く、トミーがオーウェンと本当に仲が良いことが伺えます。
以前からラウール、ロナウドの影で控えに甘んじていたオーウェンは、ロビーニョ、バティスタといった前線の選手の加入により、ますます居場所を追われる形となっています。
来年のW杯に向けてコンスタントにプレー出来る機会を求めての移籍がささやかれていますが、トミーがオーウェンを擁護したようです。

オーウェンは、優れた才能を与えられながら、周りの選手にあわせるのが上手い器用な選手で、ジダンとの相性も随分良くなってきていると思います。
今シーズン、ミスターは意地でもジダンをトップ下で使おうと思っているようなので、それならオーウェンを積極的に使うべきであるように思えます。

そもそも移籍した時に、すでにFWが余剰だったので、ラウール、ロナウドの間に割り入ってポジションを確保するのは相当難しいと思いますが、なんとか頑張って欲しいものです。