カテゴリ:試合観戦記( 57 )

マドリースタメン

GK:カシーリャス
DF:サルガド
エルゲラ
セルヒオ・ラモス
ロベルト・カルロス
MF:パブロ・ガルシア
ベッカム
グティ
バティスタ
FW:ロナウド
ラウール

4-4-2 中盤菱形

マドリーは序盤、緩い展開によりあまりゴールを感じさせるプレーが見られなかった。
ボールを持たない選手の動きが少なく、パスコースがないため、パス出しは遅くなる。
パス出しが遅くなるとリズムが作れず、苦し紛れにロングボールを放り込む、という、単調な展開に終始した。

対するマジョルカは、以前に比べれば前線にボールが入るようになり、マドリーがゴール前に攻め入られる場面が何度か見受けられた。
それでも血気盛んな大久保は不満だったらしく、自らプレスをかけにいったり、グティにイライラをぶつけるなどしていた。
そんな大久保は、頼もしく見えて好印象だった。敵味方関係なく応援したくなる選手である。

マドリーは、グティがボールを持つとリズムが生まれていた。
グティが素早い判断で、狭いところにパスを通すと、前線は自然と活性化した。まるでこの時を待っていたかのように、前線の選手はパスコースを作る動きをしていた。

パブロ・ガルシアは、相手を傷つけず確実にボールを回収し、手早く身近な選手に供給していた。
この早いパスが、マドリーの動きを活性化させるのに一役買っていた。

徐々に目覚めはじめたマドリは前半33分、内に絞ったベッカムのパスを右で受けたロナウドがドリブルで駆け上がり、4人の守備陣の間を縫うように角度のないところからシュートを放ち、ゴール左隅に決めた。
ロナウドにしか出来ないシュートだった。

このゴールで勢いづいたマドリーは、ボールを持った選手に対するフォローが早くなる。
バティスタ、ラウール、ロナウドはポジションチェンジを繰り返し、バティスタは、生き生きとゴールを狙った。

こうしてマドリーは前半終了間際にベッカムのCKをミドルレンジにいたロベルト・カルロスがダイレクトボレーを突き刺し、良い雰囲気で前半を終えた。

カメラはたびたびベンチにいたジダンとロビーニョを映していた。
ベンチにいたトミーは、ウッドゲートの首を絞めていた。

後半、マジョルカは守備を固めてきたため、マドリーはうまく崩せずにいた。
オフ・ザ・ボール(ボールを持っていない選手)の動きが改善されたとは言え、それは縦に走り込むばかりで、左右に振るなどのバリエーションは見られなかった。
そのため、そのようなパターン化した攻めでは、人込みに紛れて前には進めなかった。

マジョルカはそうして間延びした中盤を果敢に攻めたが、ゴールには到らなかった。

後半16分、ミスターはグティに替えてジダンを投入。
その後もラウールに替えてロビーニョ、セルヒオ・ラモスに替えてウッドゲートを投入した。
ジダンは本調子ではなさそうだったが、思いの外動けるようだった。
皆がジダンにボールを預けるので、流れが滞ることがたびたびあった。

その後、マドリーはパスワークよりも個人技での打開が目立つようになった。
そうして、後半21分にロナウドの突破から得たPA付近のFKをロベルト・カルロスが直接決め、さらに後半32分、右サイドからのロビーニョの突破から得たFKをベッカムが蹴り、ゴール前のバティスタが右足でダイレクトに決めた。

最終的にマドリーは4-0で勝利した。

ロビーニョは誰にでも合わせられる選手のようで、ジダンの意図も把握出来ているように見えたが、ジダンとバティスタはあまりあわないように見えた。
ジダン投入後、ジダンはそのままグティのいた左サイドに入ったが、ポジションは流動的であった。
そのため、彼らは互いに位置関係を把握できず、効果的な動きが出来ていないように見えた。
個人的に、ジダンとバティスタはいずれか一方のみを使ったほうが良いのではないかと思った。

チームの中で連携、個人技供に一番の安定感を見せていたのはサルガドだった。
今や、彼なしではこのチームは何も出来ないだろう。サイドの突破から、ゴール前のフォローに到るまで、すべてをこなしていた。

全体を見れば、それほど悪くはなかったが、特に良かったと言うわけでもなかった。
守備は良くなってきているものの、攻撃は個人技に頼ることが多かったように思えた。
得点のほとんどが流れの中での得点でないことが、それを象徴しているように見えた。
この辺りは好みになるが、個人的にこのようなサッカーは好きではない。

勝手な願望だが、パスで相手を崩し、流れの中で得点出来るよう、さらなる連携の強化を願いたい。
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☆ バルセロナ×サラゴサ   2-2

後3分:ガブリエル・ミリート(DF・アルゼンチン代表、サラゴサ)
後8分:ディエゴ・ミリート(FW・アルゼンチン代表、サラゴサ)
後34分:ロナウジーニョ(PK)(FW・ブラジル代表、バルセロナ)
後44分:エトー(FW・カメルーン代表、バルセロナ)


サラゴサは今季、セサル(GK・元スペイン代表)、セラデス(MF・元スペイン代表)が移籍したチームなので、二人の出場を楽しみにしていましたが、セラデスは最後の5分しか出ませんでした。

試合は、バルサがポゼッションは上回っていましたが、ボールを持った時のプレーは、サラゴサの方が良かったように見えました。
サラゴサが早いパス回しでバルサに切り込んだのに対し、バルサはパス出しが遅く、攻撃のリズムが作れずにいました。
ボールを受けてからの判断が遅く、相手を崩せないバルサは、縦に長いボールを放り、ジュリを走らせるか、ジュリのドリブル突破くらいしか攻め手がありませんでした。

これは素人の疑問なのですが、3ピボーテの右にイニエスタ(MF・U-21スペイン代表)を入れるのはどうなんでしょうね。彼は前の真ん中で活きる選手だと思うので、守備を負担させないためにも、あまり下げないほうがよいのではないかと思いました。
ここにはファン・ボメル(MF・オランダ代表)を最初から入れたほうがよかったように見えました。

ジュリはいつものように後半20分過ぎにメッシに替えられ、メッシは相変わらずの非凡ぶりを見せていました。
体が強い子ですね。
ビスコとか食べてそうです。

ジュリがどんなに良い動きをしていても、替えられてしまうのは、ジュリがいるとカウンターになりがちだからでしょうか。
ジュリがサビオラのように扱われやしないか、少し不安です。
しかし、ジュリはスペイン語も上手になりましたし、柔軟性もあるので大事にしてもらいたいです。

バルサもサラゴサも、相手の守備の乱れた一瞬の隙をついて2ゴールを奪い、試合はドローに終わりました。
マドリディスタがこんなことを言えたものではないですが、バルサは中盤でのプレスが緩いため、マークが外れやすいように見えました。

攻守に渡り、うまく行かないのは、昨季と比べて運動量が少ないように見えることが原因のように感じました。

やはり疲れているのでしょうね。
疲れがとれれば復調すると思うので、気にせず頑張って欲しいです。

観戦していたシャビの隣にいた女性は知的で素敵な人でした。さすが、パスセンスだけでなく、女性の趣味も良いですね。

セサルの反射神経も、相変わらずすごかったです。
マドリーでほとんど使われなかった事が惜しいくらいでした。
セサルもセラデスも、サラゴサでたくさん試合に出て欲しいです。
マドリーとの対決が楽しみですね。
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◇ グループ F

☆ レアル・マドリッド VS オリンピアコス 2-1

前9分:ラウール(FW・スペイン代表、レアル・マドリッド)
後3分:カフェス(MF・ギリシア代表、オリンピアコス)
後41分:ソルダード(FW・スペイン、レアル・マドリッド)

スタメンは昨日の通りですが、パブロ・ガルシアの1ピボーテで、左グティ、右ベッカム、トップ下バティスタだった様です。

実は、今朝は見事に寝坊しまして・・起きたら後半15分過ぎでした。
体は睡眠を求めていたようです。
その後、再放送を少しだけ見たので、私の見た範囲で思うところを書こうと思います。

今日はスコアの割りには、相変わらず冴えない感じがしました。
それは、中盤菱形が原因ではなく、それ以前の連携と意志統一の問題であるかのように思えました。

今日は両サイドは機能していたように見えたのですが、主にサルガトが前に運んだ後が単調だったように思いました。
フォローもなく、パスコースを作る動きが少ないので、とりあえずベッカムに渡す。
ベッカムはサイドチェンジかクロスを上げるのですが、供給を受けたほうは、入ればラッキー!という感じでした。
ラウールの記念すべきCL50ゴール目こそ、メモリアルに相応しいゴールでしたが、あとは誰のゴールも、全体に雑な印象を受けました。

もう1つのメモリアルゴール、ソルダード(途中出場)のCL初ゴールも、大味な展開ながらも、彼のゴール前のセンスが光っていたように見えました。
トミーが右のベッカムへ、ベッカムがクロスを上げ、ソルダードが頭でシュート。一度GKに阻まれますが、弾いたボールを再び頭で押し込みました。
個人的に、トミーが起点だったことと、不遇なカンテラーノの希望・ソルダードが決めてくれたことがうれしかったです。

おそらくマドリーの前線は、ゴール前のひらめきに長けた選手を並べたものと思われますが、あれだけのタレントを揃えて置きながら、ゴール前ではノーアイデアであるのは淋しいですね。

自由にボールを操り、遊んでいるかのようにゲームを創るのがマドリーの魅力でしたが、あの頃のように最低限の役割分担と意志統一が図られなければ、宝のもちぐされとなってしまうように思えます。

とりあえず、勝てたことを喜び、これからに期待したいと思います。

〈 思い出した!〉
後半、サルガド?に代わり、ディオゴが出てきたのですが、試合終了後にソルダードに駆け寄り、ハグしてゴールをお祝いをしているようでした。
歳が近いせいか、もう打ち解けているのですね。
2人ともレギュラー争いが厳しいかと思いますが、力を合わせて頑張って欲しいですね。


■ その他の気になる試合
◇ グループ E

☆ シャルケ04 VS AC.ミラン   2-2

前1分:セードルフ(MF・元オランダ代表、AC.ミラン)
前3分:ラルセン(FW・デンマーク代表、シャルケ04)
後14分:シェフチェンコ(FW・ウクライナ代表、AC.ミラン)
後25分:アルティントップ(MF・トルコ代表、シャルケ04)

ミランに何が起こったの!
ラルセンは、代表でも点取り屋として活躍しているイケメンストライカーです。

◇ グループ G

☆ アンデルレヒト VS ベティス   0-1

後24分:オリベイラ(FW・ブラジル代表、ベティス)

やったぁ!!ベティコ、ベティカの皆様、CL初勝利おめでとうございます!
オリベイラもバルサ戦の退場を帳消しにする活躍でなによりですね。


☆ リバプール VS チェルシー   0-0

レッズ、止めましたね。
チェルシーは疲れているのですかね。


◇ グループ H

☆ インテル・ミラノ VS レンジャーズ 1-0

後4分:ピサーロ

うれしいことに、フィーゴ、ソラーリ、サムエルが揃ってスタメンでした!
スコア上は苦しい勝利だったようですが、とりあえず勝てて良かったですね。
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☆ アラベス VS レアル・マドリッド 0-3

後15分:ロナウド(FW・ブラジル代表)
後38分:ロナウド(FW・ブラジル代表)
後45分:グティ(MF・スペイン代表)

実はこの試合、意識が朦朧としながら見ていたうえに、録画し忘れたたため、詳しい試合の様子がわからなかったのですよね・・。
なので、見ていて気が付いたことを書こうと思います。

スタメンは昨日の通りでしたが、左にグティ、ピボーテにバティスタが入りました。
これで、パブロ・ガルシアが汚れ役を引き受けることにより、バティスタは前に飛び出すことが出来、グティが攻守を半々ずつ負担することによりバランスが保てたように見えました。

バティスタは、比較的自由に動いて、前線との連携の良さを見せてくれました。
やはり彼は、中央が合っているのではないかと思いました。

いつも筆者がイビっているベッカムも、今日は良かったと思いました。
守備の負担から解放されたベッカムは、生き生きと前に飛び出していました。
個人的に、このスペースへの走り込みこそ彼の良さだと思っているので、本来の姿を取り戻していたように見えました。

相手のアラベスも、よくまとまったすばらしいチームでした。中盤のプレスを効かせ、タイトなスペースに何本もパスを通していました。本当にかっこ良かったです。

前節の前半のマドリーの不調の原因は、守備の負担が右にかかりすぎていて、右の機能が失われていたことであるように見えました。
しかし今回は、守備を負担する選手として、右にパブロ・ガルシア、左にグティを配置することにより、前後左右に攻守のバランスが取れ、チームが機能したように見えました。

また、攻め手についてもグティ頼みにならず、バティスタと共に多彩な攻撃を見せているように見えました。

チーム全体としての大きな変化は、ルーズボールへのアプローチが早くなったことでしょうか。ここが一番の収穫ではないかと思いました。


まだまだ連携に課題はありますが、とにかく勝てて良かったです。
ロナウドが2つもゴールを決めてくれたのもうれしかったです。

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ゴールパフォーマンスは、ひっくり返ったカエルのようでしたけどね。










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明後日のオリンピアコス戦も、ひっくり返ったカエルがたくさん見られるといいですね。
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☆ レアル・マドリッド VS アスレティック・ビルバオ   3-1

前25分:オウンゴール(アスレティック・ビルバオ)
後8分:ロビーニョ(FW・ブラジル代表、レアル・マドリッド)
後20分:ラウール(FW・スペイン代表、レアル・マドリッド)
後24分:ラウール(FW・スペイン代表、レアル・マドリッド)

スタメン

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GK:カシーリャス(スペイン代表)
DF:サルガド(スペイン代表)
ウッドゲート(イングランド代表)
パボン(スペイン代表)
ロベルト・カルロス(ブラジル代表)
MF:グラベセン(デンマーク代表)
パブロ・ガルシア(ウルグアイ代表)
ベッカム(イングランド代表)
ラウール(スペイン代表)
FW:ロナウド(ブラジル代表)









マドリーはシステムを4-2-3-1に修正。
しかし、トップ下のラウールと左のロビーニョは、流動的であるし、ベッカムもいまいち役割が不明確であったため、サイドは相変わらず手薄であるように思えた。

また、攻撃を組み立てる選手の不在により、ボールは持てるものの、無秩序に動き回るだけで終わっていた。

ウッドゲートのフォローに終われたサルガドは、いつにも増して攻めあがることが出来ず、それに連動してベッカムも自陣に押し込められていた。

c0040315_14193192.jpg攻撃の核がないことを理解していたらしきトミーは、攻め上がりを見せたり、前線にスルーパスを出していたが、周りの援護が受けられず、決定機につなげることは出来なかった。
対するビルバオは、以前のようなプレッシングや鮮やかな速攻は見受けられなかったものの、エチェベリア(FW・元スペイン代表)、ティコ(MF・スペイン)を中心に、巧みにマドリーDFの裏を突こうとしていた。

c0040315_14194660.jpgビルバオの先制点は、その速攻により左サイドから放たれたシュートをウッドゲートの頭でのクリアがそのままゴールに入ったものだった。
ウッドゲートは後半に2枚目のカードをもらい、退場となった。

その後もマドリーは、パスの出し所なく立ちすくむ、フラストレーションのたまる展開に終始し、前半を終えた。


c0040315_14201575.jpg後半、マドリーは、トミーに替えてグティを投入。
パブロ・ガルシアを右、グティを左に配し、パブロ・ガルシアをウッドゲートのフォローに付かせ、サルガドを解放。さらにサルガドの右サイドのパートナーに、ロビーニョを従えた。
この作戦により、サルガドによる右サイドからの攻撃に希望が見いだせるようになった。


またグティが攻撃を組み立てることにより、前線の選手のプレーに意図を持たせることも出来た。
しかし、ビルバオは危険なグティを潰しにかかったため、マドリーの生命線は右サイドだった。

c0040315_14203882.jpgその後マドリーは、ベッカムが得たPAから10m、やや左からのFKからロビーニョが頭で決めて追い付く。

パブロ・ガルシアは、ボールを奪うのはいいが、ボールをもらうのはあまり好きではないようで、パスを受けても迷惑そうに身近な選手に預けていた。
パスセンスはあまりないのだが、それが返って球離れを良くし、攻撃にリズムを生んでいたように見えた。


c0040315_1421476.jpgそうして生まれたのが2点目。
パブロ・ガルシアは、サルガドから渡されたボールを迷惑そうにグティにパス。
グティは前線のロナウドにロングスルーパスを送る。
それは、グティにしか見えない軌跡だった。
ロナウドはそれを右にいたラウールに送り、ラウールが左に流して決めた。
ロナウドは、バースデーゴールをラウールに譲ったのだ。

その後マドリーは、CKからラウールが頭で決めて、試合を3-1で終えた。

しかし、スコアとは裏腹に、内容は乏しいものに思えた。
間延びした中盤から運良くボールを拾い、勝利につなげただけで、修正した後半も、マドリーは攻守に渡り不安定だった。

しかし、この試合により、何を生かすべきなのかが明確になったように思えた。
これからに期待したいと思う。
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昨日の朝は、アナログではマドリ戦ではなく、バルサ戦が放送されていたため、そのカードの試合を見ました。
なので、今日はバルサ戦について思うところを書きたいと思います。
素人感想なので、到らない点はお許しを。


☆ アトレティコ・マドリッド VS バルセロナ 2-1

前6分:エトー(FW・カメルーン代表、バルセロナ)
前17分:F.トーレス(FW・スペイン代表、アトレティコ・マドリッド)
後1分:ケズマン(FW・セルビア・モンテネグロ代表、アトレティコ・マドリッド)

アトレティコ・マドリッド

GK:レオ・フランコ(アルゼンチン)
DF:べラスコ(スペイン)
パブロ(スペイン)
ペレア(スペイン)
アントニオ・ロペス(スペイン)
MF:リュクサン(フランス)
ガビ(スペイン)
→ガルボ(DF・スペイン)
マキシ(アルゼンチン代表)
ペトロフ(ブルガリア代表)
→サイノス(MF・スペイン)
FW:ケズマン(セルビア・モンテネグロ代表)
フェルナンド・トーレス(スペイン代表)

バルセロナ

GK:ビクトル・バルテス(スペイン代表)
DF:オレゲール(スペイン代表)
プジョル(スペイン代表)
エジミウソン(ブラジル)
→ラーション(FW・スウェーデン代表)
ファン・ブロンクホルスト(オランダ代表)
MF:マルケス(メキシコ代表)
シャビ(スペイン代表)
デコ(ポルトガル代表)
→ファン・ボメル(MF・オランダ代表)
FW:ジュリ(フランス代表)
→イニエスタ(MF・スペイン)
ロナウジーニョ(ブラジル代表)
エトー(カメルーン代表)


この試合、バルサは右サイドバックにベレッチ(DF・ブラジル代表)ではなく、いつもはセンターバックでプジョル(DF・スペイン代表)とコンビを組むオレゲール(DF・スペイン代表)を置き、守備的布陣に。
これはどうやら、左サイドのペトロフ(MF・ブルガリア代表、アトレティコ・マドリッド)対策のようでした。
以前から、バルサに穴があるとしたら、ベレッチの攻守の切り替えが不安定な右サイドだと、勝手に思っていたので、この補正は妥当であるように思えたのですが、ライカールト監督の思いとは裏腹に、アトレティコは見事に、この右サイドを突いてきました。

ペトロフは切れ味鋭く右サイドをえぐり、バルサを脅かしていました。
ペトロフの突破には、必ずトーレス、ケズマンが連動し、厚みのある攻撃が展開されます。
サイドから、中央から次々放たれるシュートに、バルサ守備陣は大わらわでした。

対するバルサは、先制こそしたものの、昨季のような圧倒的な強さは感じられませんでした。
おそらくチャンピオンズリーグなどで疲れがたまっていたのでしょうね。

昨季との決定的な違いは、中盤のプレスが甘いことと、最終ラインと前線が間延びしていることのように見受けられました。
この時のバルサは、的確なラインコントロールにより、過不足なくスペースを管理していた昨季のバルサではありませんでした。

対するアトレティコは、中盤のプレスがよく効いていて、奪ったボールはすぐにリュクサンへ。
中盤の底のリュクサンは、的確に配球し、攻撃のリズムを作っていました。
もっとも驚くべきは、アトレティコの選手の運動量でした。バルサの前線が攻め入れば、直ちにピボーテの選手が囲い込み、DFと挟み撃ちでバルサを討ち取っていました。

そしてアトレティコは、ボールを奪った所を起点として、素早く攻撃に移ります。
弾力的にピッチを駆け回るその姿は、速攻速守で敵を討ち取るアルゼンチンサッカーそのものでした。
ビアンチ監督は、シーズンオフから山登りなどの厳しいフィジカルトレーニングを課し、徹底的にスタミナを付けさせたそうで、この試合はその成果の現れと思われました。
中盤から前線にかけての選手が一斉に襲い掛かるその様は、アルゼンチンの持つ、ある種の冷酷ささえ感じられました。

バルサは、間延びした中盤でボールを繋げず、思うように攻撃が出来ずにいるように見えました。
前線にボールを運べば、赤と白の壁により好機を失い、中盤でボールを失えば、アトレティコの波状攻撃に見舞われていました。
頼みの右サイドのジュリも、遠くにいるオレゲールとのバランスを考えてか、いつものように思いきりよく前に出ることが出来ないようでした。
結局バルサは、2-1で敗れました。


かなり好き勝手なことを書いてしまいましてスイマセン…。
こちらを訪れてくださる方々には、バルセロニスタの方はほとんどいらっしゃらないでしょうが、あまり、落ち込まなくても、大丈夫だと思いますよ(多分)。
マドリーに比べれば、バルサの病は、薬物治療で治る軽微なもののように思えます。
マドリーは外科手術が必要な重症患者ですから…。
だからといって、トミーやエルゲラさんを放出してくれるな!
(ゴメンナサイ、もはや壊れかけています…。)

とにかくバルサも、早く疲れをとって、本来のサッカーが出来ると良いですね。
アトレティコは、本当にすばらしいチームだと思いました。
恐るべし、ビアンチ・マジック…。
やはり素敵だ、アルゼンチン…。

最近、殴り書きでスイマセン…。今度からは、ちゃんとします。
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リヨン

GK:クーペ(フランス代表)
DF:レベイレール(フランス代表)
クリス(ブラジル代表)
カサッバ(ブラジル代表)
ベルト(U-21フランス代表)
MF:ディアッラ(マリ代表)
チアゴ(ポルトガル代表)
→ ペドレッティ(フランス代表)
ジュニーニョ(ブラジル代表)
FW:マルーダ(フランス代表)
ヴィルトール(フランス代表)
→ シドニー・ゴブ(フランス代表)
カリュウ(ノルウェー代表)
→ フレッジ(ブラジル代表)


マドリー

GK:カシーリャス(スペイン代表)
DF:サルガド(スペイン代表)
エルゲラ(スペイン代表)
セルヒオ・ラモス(スペイン代表)
ロベルト・カルロス(ブラジル代表)
MF:パブロ・ガルシア(ウルグアイ代表)
ベッカム(イングランド代表)
グラベセン(デンマーク代表)
→ グティ(スペイン代表)
バティスタ(ブラジル代表)
FW:ロビーニョ(ブラジル代表)
ラウール(スペイン代表)

リヨンは4-3-3、マドリーは4-4-2の中盤菱形。
配置は、ピボーテにパブロ・ガルシア、右にベッカム、左にグラベセン、トップ下にバティスタとなった。
しかし、グラベセンは必要に応じて下がってプレスをかけていたため、ややドプレピボーテ気味であった。
マドリーはグラベセン-パブロ・ガルシアにより、安定した守備をみせ、サルガド、ロベルト・カルロスも、サイドのマルーダ、ヴィルトールをきちんと抑えていた。
セルタ戦の敗因と思われる手薄だったサイドは修正されていた。

サイドを封じられたリヨンは、ジュニーニョのパスや突破を中心として、マドリーを脅かしていた。
対するマドリーもジュニーニョやディアッラ、チアゴといった中盤の3ピボーテとの争いから攻撃を展開したため、両者は中央で競ぎ合いをする形となった。
そのため、両者は互いにファウルによるFKを除いては、相手に決定的なチャンスを与える事無く、緊張感のある試合が続いた。

マドリーは、ボールを奪うと、すぐにロビーニョに渡され、ロビーニョは、得意のドリブルで突破を図るが、同郷のリヨンのキャプテン・カサッパの優れた読みに封じられる事が多かった。
マルーダ封じに忙殺されたサルガドは、ロビーニョをフォローできず、ラウールは密着マークされているように見えた。
ベッカムは、ロビーニョを的確にフォローできず、バティスタはセレソンの呼吸によりロビーニョと鮮やかなワンツーを見せるも、意味をなさなかった。
それはあたかも、美しいだけの調度品に見えた。
華やかだが効果的でないのだ。

均衡が破れたのは前半21分。
ゴール正面やや左、PA約10m手前付近でFKを得たリヨンは、ジュニーニョのキックにカリュウの頭をかすめて先制した。

これで勢いに乗ったリヨンを止めようと、マドリーのプレスは荒くなる。
再びPA付近でFKを得たリヨンは、今度は直接ジュニーニョに決められてしまう。
低い弾道で弓なりに弧を描いたボールが、ゴールを突き刺したのは前半26分。

これによりマドリーは、反則を恐れてプレスを緩めてしまう。
そうして右サイドをヴィルトール、レベイレールとのコンビにより突破され、最後はレベイレールがゴールライン際からあげたマイナスのクロスからヴィルトールにあっさり決められてしまう。
前半31分。
これで3-0。

その後さらに、パブロ・ガルシアがジュニーニョに対して、カードを恐れて体を寄せられなかったため、サルガドがPAで彼を倒し、PKを与えてしまう。
しかし、これはカシーリャスが止めて難を逃れた。

その後、マドリーがリヨンにボールを持たされる時間帯が続き、前半を終える。

後半が始まっても、マドリーは効果的な攻撃が出来ないでいた。
マドリーがゴールを奪えない原因は、攻撃を組み立てる選手がいないことのように思えた。
バティスタもベッカムもボールの受け手に回ってしまうため、パスの出し手がいなかった。
それに気が付いたグラベセン、エルゲラは、後方から攻撃を組み立てるべく、意図を持ったボールを送っていたが、受けた選手が意図を解さず、もたついていたたため、チャンスを潰していた。

エルゲラは、身長が10cm近く高いカリュウ相手に一歩も譲らなかった。
1対1で抜かれることもなく、ラモスをよく導いていた。
ラモスについては無難にこなしたという印象が強く、パボンが決して彼に劣っているようには思えなかった。
DFは個人の能力よりも、周りの連携の成熟度により効果を発揮すると思われるため、むやみに人を変えない方がよいように思われた。

その後、ミスターは、パスの出しての不在に気づいたのか、グティを投入。
しかし、替えた相手には思わず首をかしげた。
グティに替えられたのはグラベセンだった。
本人もそう思ったのか、グラベセンにしては珍しく、不満そうな顔をしていた。
あくまで私見だが、替えるべきは、ベッカムであるように見えた。
バティスタは、ロビーニョとのコンビネーションに期待が持てたが、ベッカムは、長年ピボーテを強いられていたせいで、以前のようなポジショニングセンスが鈍っていたように見えたからだ。
その時のマドリーに必要なのは、攻撃的にすることではなく、パスの受け手を1枚削って、パスの出し手を入れることだと思ったのだ。
私はあまり、監督の采配にクレームを付けるのは好きではないのだが、今回だけは疑問に思った。

グティはパスや鋭い飛び出しにより奮闘したが、結果には結べなかった。しかし、彼が入ることにより、いくらか前線にボールが回るようになった。
この試合の収穫を1つ挙げるとしたら、ロビーニョとラウールのコンビネーションの良さであろう。ラウールは、ロビーニョのパスに反応し、何度も好機を作った。惜しくもゴールこそならなかったが、これからに期待の持てるプレーを見せてくれた。
しかしロビーニョは、攻撃がうまくいかないいらだちからか、ベルトとにらみ合う場面も見られた。

結局マドリーは、3-0で敗れた。
今日の主役、ジョルジーニョは、交換した白いユニフォームを振り回し喜びをあらわにしていた。
クーペはカシーリャスとユニフォームを交換していた。

リヨンとの最大の違いは、それぞれの役割分担の明確化であるように思えた。
リヨンはパスの出してと受け手の役割がちゃんと決まっており、受け手の中でも、ポジション取りが的確であった。そのため、プレーの1つ1つに意味が込められていた。
しかしマドリーは、個々の選手の特徴を考えずに選手を配置しているため、守備に関しては改善されても、攻撃に関しては個人技頼みとなった。
リヨンのような分厚い攻撃が展開が出来ないのだ。


ただ、ドプレピボーテの効果は、確かに出ていたように思えた。
この改善された守備を基盤として、これからは攻撃の組み立てと連携を成熟させていけば、マドリーの改革は進んでいくのではないかと思った。
スコアを見れば失望するかも知れない。
しかし、ゆっくりとだがマドリーは変わりつつあることが感じられた試合だった。
残念な結果だが、次に期待したいと思う。

jumpinさんレビュー
inoranさんのレビュー
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いよいよリーガが開幕しました。
マドリーの開幕戦の相手のカディスは、今季から1部に昇格したチーム。
開幕直前にベティスからレンタル移籍してきた、ベンハミン(MF・元スペイン代表)がいます。
スタメンは、昨日のとおり。

序盤、カディスが攻め込むも、マドリーは落ち着いて対応する。
マドリーはトミーを中心として中盤でボールを回収していた。

菱形であるため、トミーがカバーしなければならないエリアは広範に及んでいたが、豊富な運動量と強靱な肉体を使ったアグレッシブなプレスで、最終ラインの仕事を易しいものにしていた。

トミーはエルゲラと常にポジショニングを確認しあい、ミスターの指示を受け、布陣のバランスをとっているように見えた。

バティスタは、ロベルト・カルロスの攻め上がりのためなのか、それとも自分がやりやすいからか、中央に寄ってプレーしていた。

ややホームのカディスに押され気味だったマドリーだが、中盤でボールを回せるようになると、いきなりチャンスを掴む。
ジダンの左からのやや長めのパスを受けたロナウドがDFを1人反転して交わし、シュート。
ボールをゴールに突き刺す。
この時カディスは、この怪物を、たとえ一時でもPAに入れてはいけないことを学んだであろう。
それほど鮮やかなゴールだった。
カメラがよく抜いていた、ベンチのロビーニョは、憧れの人のゴールの反転シーンを真似て、体を左右に振りながら、興奮気味で隣のデ・ラ・レッドと話していた。
その時、この期待の新人は、単なる一ファンと化していた。

この1部の厳しい洗礼におじ気付き、布陣を引いてくると思われたカディスだが、逆に、さらにラインをあげて攻め込んできた。
対するマドリーも、トミーとエルゲラ、パボンの連携により、守備が安定していたため、決定的な場面となることはなかったが、自陣でのプレーを余儀なくされていた。

ボールを奪い、前に出ようとすると、カディスが肉弾戦を挑んでくる。
肉弾戦に強いトミーやバティスタは、負けずにボールをキープするが、カディスの堅い守備にパスの出しどころを失う。
パスミスも多かったマドリーは、次第に消極的なバックパスが目立つようになる。

このような場合、突破力のある選手により、状況を打開することが妥当と思われた。
バティスタに、その役回りを買ってほしかったが、ジダンの「聖域」を害さないよう遠慮がちにプレーしていた彼にはそれは望めなかった。

何本ものCKを与えカディスの攻撃を凌いだマドリーは、前半を0-1で終えた。

後半、カディスはベンハミンを投入する。
豊富な運動量と確かな技術でカディスを導くベンハミンは、ベッカムにつぶされていた。カディスは、左サイドの選手から鮮やかな攻撃を展開し、マドリーの攻防もそこ(右サイド)が起点となることが多かった。

そして後半18分、カディスの猛攻が実り、CKからパボーニがゴール。
同点に追い付く。

そこでルシェンブルゴ監督が動いた。

ミスターは、トミーに替え、ロビーニョを投入。
ジダンとバティスタがそれぞれ1列下がり、3トップになった。
このとき、なぜミスターがロビーニョを欲しがったのかがわかった。
俊敏なロビーニョは、マドリーの選手を追い回し疲弊したカディスの選手にとっては厄介だった。
ロナウド、ジダンとのコンビネーションの良いロビーニョにより、ボールがよく回っていた。

そして後半40分。
ベッカムのロングパスを受けたロビーニョが走ってきたロナウドにボールを渡す。
ロナウドはドリブルでキーパーを抜き、左にいたラウールにパス。
ラウールがゴールに決めた。

これで1-2。
マドリーは逆転に成功する。
カピタンのゴールにより高揚したマドリーは、最終ラインのパボン、エルゲラもゴールを脅かした。特にエルゲラが反転してDFを交わし、打ったシュートは惜しくもバーを直撃したが、エルゲラがピボーテだった、輝かしいあの頃を思わせた。
しかし、後方からコーチングをしたり、最終ラインの統率をとる姿は、エルゲラが技術面と精神面の双方で、DF陣のリーダーに就任したことを印象づけた。
ピボーテだったエルゲラは、本職でないセンターバックで指揮官にまで昇り詰めたのだ。

全体に攻撃面についてはまだ眠った状態だったが、守備面が昨季に比して、飛躍的に安定しているように思えた。
「良い攻撃は、良い守備から」というのがサッカー界の最近のトレンドと思われるため、辛勝とはいえ、今季に期待できる内容に思えた。

菱形についての印象は、長くなるため、次の機会にしようと思うが、1つ感じたことがある。
あくまで私見だが、バティスタとジダンは自由に動かし、ポジションチェンジをさせた方が良いように見えた。
その場合ジダンのスタミナがネックとなるが、これから2人の関係がどう変化していくか、楽しみである。
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今日はチェルシー VS アーセナル戦につき、思うところを一つ。
素人なので、到らない部分もあるかと思いますが、お許しを。


チェルシー

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GK:チェフ(チェコ代表)
DF:P.フェレイラ(ポルトガル代表)
   ギャラス(フランス代表)
   テリー(イングランド代表)
   デル・オルノ(スペイン代表)
MF:マケレレ(フランス代表)
   ランパード(イングランド代表)
   グジョンセン(アイスランド代表)
   (→エッシェン(ガーナ代表))
FW:ダフ(アイルランド代表)
   クレスポ(アルゼンチン代表)
   (→ドログバ(コートジボアール代表))
   ロッベン(オランダ代表)
   (→ライト・フィリップス(イングランド代表))





アーセナル

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GK:レーマン(ドイツ代表)
   ローレン(カメルーン代表)
   センデロス(スイス代表)
   トゥレ(コートジボアール代表)
   A.コール(イングランド代表)
MF:リュングベリ(スウェーデン代表)
   (→ファン・ペルシ(オランダ代表))
   セスク(U-20スペイン代表)
   (→フラミニ(フランス))
   ジウベウト・シウバ(ブラジル代表)
   フレブ(ベラルーシ代表)
FW:ピレス(フランス代表)
   アンリ(フランス代表)






序盤から、中盤でプレスを掛け合う両者だが、アーセナルの方がやや優勢に試合を運ぶ。
リュングベリを中心に何度か好機を迎えるが、得点には結べない。

他方のチェルシーは、アーセナルが、中央での競ぎ合いから攻撃に転じる、という反復により布陣を全体に上げてきたところを見計らい、前線にロングボールを放り込み、ロッベン、グジョンセンを走らせるが、そこはアーセナルの最終ラインが落ち着いて対応する。そのため、チェルシーはなかなか決定機を作ることが出来なかった。

両者共に、中盤で激しくプレスをかけ、攻撃の芽をつぶしていたことから、中盤で勝負せずに、最終ラインから前線にボールを放り込み合う時間帯も見られたが、基本的にはアーセナルは中盤でパスをつなぎ、チェルシーはロングボールを多用して前線のスピードを生かす戦い方をしていた。
前半は、このまま両者無得点のままで終わる。

後半も、アーセナルが中盤を支配し、チェルシーがやや受け身のサッカーを展開しているように見えた。

グジョンセンがセンスあふれるパスやビルドアップ(展開)を見せるも、クレスポは反応できない。
ロッベンはいつもよりも体が重そうで、突破を図るも足が止まってしまうことが多かった。

いつもより疲れていたロッベンは、同じサイドでマッチアップをしていたA.コールにとってはやりやすい相手だったようで、彼はロッベン番に専念させられることなく、のびのびと攻撃参加していた。

しかし、これに気付いたのか、モウリーニョはロッベンに替えてライト・フィリップス、攻撃の組み立てに苦しむグジョンセンに替えエッシェンを投入。
これは、解説の方も仰っていたのだが、ライト・フィリップスは、A.コールを自陣に追いやり、エッシェンは飢えた獣のように、スペースを求めた。
こうしてアーセナルは自陣に押し込まれることが多くなり、センターサークル付近右にFKを与えてしまう。ランパートの蹴ったボールは、ゴール前に上がり、相手の甘いマークから飛び出したドログバ(クレスポと交替)のヒザにあたり、ゴール。後半28分のことだった。

結局このドログバのゴールが決勝点となり、1-0でチェルシーがロンドンダービーを制した。

両クラブの監督が理論派だけあって、試合を点ではなく線でとらえているように見えた。時間帯により戦い方を変えているように見えたのだ。
今回、その駆け引きをせいしたのがチェルシーだったように見えた。

では、アーセナルはどうすべきだったのか。
あくまで私見だが、ゴール前を固められたアーセナルは、パスワークで崩そうと試みていたが、チェルシーは読みのの速さと抜け目ないマークにより、封じていた。
そこで思うに、ミドルレンジからシュートを打ち、相手DFを前に釣りだした方がよかったのではないかと思った。
そのためには、ピレスをFWではなく、2列目に下げてみてはどうかと思った。

守備はともかく、攻撃に関しては、両者ともに本来の力を出し切れていないように見えた。
これから徐々に調子を上げていってくれることを期待したい。
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☆ バーレーン VS 日本 0-1
前34分:小笠原(MF・日本代表、鹿島アントラーズ)


実はですね・・。
昨日12時まで起きていたのですが、本を読んでいて知らぬ間に寝てしまい、起きたら2時30分くらいでして・・。
前半終了間際だったので、チャンピオンズリーグ決勝の時のように、一番おいしいところを見逃しました。
間抜けですね・・。

小笠原のゴールはリプレイで見たのですが、小笠原のミドルは素晴らしかったですね。
きれいでした。
小笠原がシュートを打つ直前、右前方にいた俊輔が前を指差してたのは、パスを出さずにシュートを打てという意味だったのでしょうか。
だとしたら、これは小笠原の技術と俊輔のコーチングの成果なのでしょうね。
俊輔や中田は、他の選手よりも視野が広いでしょうから、積極的に声をだしてコーチングすることは良いことだと思いました。

日本の問題点の1つに、パスの受け手である他の選手が、パスの出し手である彼らの意図通りに動けないことがあると思われるので、それは出し手が動きを指示することにより、少しは改善されそうな気がします。

後半だけしかみてないので、後半だけを見て気が付いたことを素人感覚でお届けします。


◇中沢の攻守の切り替えと、ラインコントロール。

◆ DFで一番目を引いたのは、中沢の守備力の高さと、攻守の切り替えの速さ。
相手を傷つけないキレイな守備でボールを奪取し、パスまたはドリブルで攻め上がるという一連の動作が迅速で無駄がないように見えました。さすが、ブラジル帰りですね。

DFで気になったことは、常にラインが引き気味だったこと。
中盤が間延びして、攻撃の効率が悪くなっているように見えました。
DFラインの裏を突かれるのを恐れていたとか、気温が高かったので、ラインを上げ下げすることにより体力を消耗することを防ぐためだったのかもしれませんが、少し気になりました。



◇中田の使い方。

◆ 中田は今回、最初はボランチで出場しました。
後半を見るかぎり、中田は積極的にプレスをかけて相手の攻撃の芽を潰したり、ロングボールによるビルドアップ(展開)をはかるなど、やや守備的素養の強いボランチとしての役割を全うしていたように見えました。
デビュー当時からあまり中田が好きでなかった私ですが、昨日のチームのために尽くす姿は好印象でした。

ただ、彼の本来の良さは、前線でのポジショニングの巧みさだと個人的には思っています。
マラドーナも自身の著書で中田のその部分を絶賛していましたし、中田自身も、昔、新聞のインタビューにおいて、パスを出すよりも、もらう方が得意だと語っていました。

なので、あくまで私見ですが、中田はボランチよりもサイドハーフで使用し、ゴール近辺では俊輔よりも前でプレーするようにした方が良いのではないかと思いました。
もちろん、昨日はサイドハーフに入った小笠原も悪くなかったので、なんとも言えず難しいところですが。



◇ゴール前での攻撃。

◆昨日の日本は、ボールをキープし、パスを繋ぐポゼッションサッカーをしていたように見えました。
高い気温に体力を消耗しないようにするためか、パスは足元ばかりでした。
しかも、ボールを受け、足元に収めてからパスを出していたので、どうしても攻めのスピードが遅くなります。そのため、なかなかリズムが生まれず、相手の守備を崩すことが出来ないように見えました。

本来ならワンタッチでパスを回して欲しいところですが、足元への遅いパスは、体力を消耗しないようにするため、仕方がないのかと思いました。
なので、それならば、クロスの精度をあげるとか、もう半歩だけパスを長めに出して、あと半歩前に出る、ゴール前では、ボールをもった選手の動きに必ず連動するなど、ゴール前での工夫が欲しいと思いました。
ゴール前まで来ても、チャンスを潰している事が多かったのではないかと思いました。




かなり好き勝手なことを書いてしまいましたが、勝ったとはいえ、全体的には不完全燃焼な印象を持ちました。
ただ、いろいろ話を聞いていると、それまでの試合があまりに腑甲斐なかったようなので、少しは前進したのでしょうか。

勝負は、6/8(水)の北朝鮮戦ですね。
中田、俊輔、三都主がサスペンション(累積警告による出場停止)のようですが、今の日本は誰が欠けたからダメというよりも、個々の意識と選手の使い方問題だと思います。
この3つの才能が欠けたとしても、手持ちの駒で最善の方策を取れば勝てるはずです。
勝負は持ち駒で決まるのではなく、駒の使い方で決まると思うからです。


日本代表よりもフランス代表が気になる非国民な私ですが、とりあえず8日にW杯出場を決められるよう願いますよ。
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