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カテゴリ:ニワトリーズ( 54 )

12/2(金)にEURO2012の組み合わせ抽選会が行われ、グループリーグの組み合わせは以下のようになりました。

◇ グループ A

ポーランド 

ギリシャ

ロシア

チェコ

◇ グループ B
オランダ

デンマーク

ドイツ

ポルトガル

◇ グループ C
スペイン

イタリア

アイルランド

クロアチア

◇ グループ D

ウクライナ
スウェーデン

フランス

イングランド

勝ち抜け予想と各チームの注目選手も書こうかと思いましたが、それはもう少し時期が迫ってからの方がいいかなぁと思い、止めておきました。

フランスは、グループD。それほど厳しい組み合わせではないとは思いますが、フィジカルが強そうなウクライナ・スウェーデン、クラブの同胞が多く、手の内がバレそうな上ににすっきり勝ったことがないイングランドがちょっと曲者に感じます。
これまでの予選や親善試合での戦いぶりを見る限り、フランスはどこと対戦するかより、自分たちのサッカーを確立し、それを貫けるかが鍵になると思われます。大会までまだ半年もあるので、本大会までに選手が大きく入れ替わる可能性もありますが、現時点でのフランスの中盤のキーマンは、やはりキャバイェ(MF・ニューキャッスル)になるのではと思います。
チームが安定した強さを身につけるには、誰が入っても機能する組織的なチームが理想であると、個人的には理解しています。キャバイェを中盤の底に固定することは、彼のボールキープ力とパス出しのセンスに頼ることになるため、その理想と矛盾することではありますが、先述の通り、自分たちのサッカーを確立することが必要であり、そのためには彼の個性に頼ることが近道ではないかと考えています。

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ヨアン・キャバイェ

限られた代表招集の中で、スタイルが確立し、本大会に間に合うことを願います。
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☆ フランス×アルバニア   3-0
前11分:マルーダ(MF・フランス、チェルシー)
前38分:レミ(FW・フランス、オリンピック・マルセイユ)
後21分:レベイエール(DF・フランス、オリンピック・リヨン)

スタメン

GK:ロリス(オリンピック・リヨン)
DF:ドビュッシー(リール・メトロポール)
   ラミ(バレンシア)
   カブール(トットナム・ホットスパー)
   エブラ(マンチェスター・ユナイテッド)⇔後1分:レベイエール(オリンピック・マルセイユ)
MF:エムビラ(レンヌ)
   キャバイェ(ニューキャッスル)⇔後2分:マルタン(ソショー)
   ナスリ(マンチェスター・シティ)
   マルーダ(チェルシー)
FW:レミ(オリンピック・マルセイユ)
   ゴミス(オリンピック・リヨン)⇔後35分:シセ(ラツィオ)

4-4-2 中盤正方形

ベンゼマ(FW・レアル・マドリッド)、リベリ(FW・バイエルン・ミュンヘン)、マテュイディ(MF・パリ・サンジェルマン)、サーニャ(DF・アーセナル)、アビダル(DF・バルセロナ)と、これまでスタメン出場していた選手を根こそぎ欠いてしまったレブルーは、システムを大幅に変更。4-4-2というオーソドックスなスタイルで試合に臨んだ。

中盤について課題のあったレブルーは、いかに中盤を支配し、自分たちのものにできるかがポイントであったと思われるが、この試合では、選手を換えるのではなく、選手の役割分担を明確にするという意識改革でこの課題に臨んだようだった。

この「意識改革」は効を奏し、中盤の底のキャバイエ、エムビラはそれぞれに攻守を半分ずつ分担していた。それまでの3ピボーテでは、エムビラは守備よりも前線の攻撃に加勢する役割を担うことに重きを置かれていたが、この日は2ピボーテであったため、自分のエリアを離れることなく粛々と守備をこなしていた。攻撃については、今までのように前線のスペースに飛び出すのではなく、回収したボールを前線に送る、パス出しの形で担っていた。パス出しは、相方であるキャバイェの「本業」であるため、役割が被ることが懸念されたが、二人が前線にパスを出すことにより、中盤から前線へのボールの供給回数が増え、不規則に出されるボールは相手の守備陣を悩ませるのにちょうど良かった。
エムビラの守備比率が高まったことにより、バックラインが安定し、ドビュッシー、エブラ(交代してからはレベイエール)のサイドアタックも効いていた。

キャバイェの本業は、中盤の底ではないと理解している。そのため、ここでのキャバイェの役割は、相手から積極的にボールを奪う「能動的守備」というよりは、得たボールを取られない様にする、「受動的な守備」であるっようにみえる。しかし、この「受動的な守備」によりタメをつくり、攻撃のリズムが単調になることを防いでいるように思われた。

またタメをつくることは、相手が自陣に引きこもり、網の目のような守備を敷いているときにも有効であった。
2列目でタメを作ったナスリは、ボールをキープし、時間を稼ぐ。その間にレミ、ゴミスはパスを通せるわずかなスペースを見つけ、ナスリにパスを要求した。これが生かされたのが、ナスリがアシストした2点目のレミのゴールであった。キャバイェは、前半終了近くの負傷により、後半はマルタンに交代したが、マルタンもまた、キャバイェの役割を十分にこなしていた。

この日、ポジショニングが良いにもかかわらずゴールに恵まれなかったゴミスは、後半終了10分前にブランの元では初めて代表に召集されたシセと交代。シセがピッチに現れたとき、この日一番の歓声が上がった。
シセはベテランらしい老練なボール捌きで前線をコントロールしていた。相手の守備をかいくぐり、スペースを見つけた選手に的確にパスを出しながらも、自らのゴールへの渇望も示す。

先述の様に、中盤とバックラインの守備が安定したことにより、この日はサイドアタックも冴えていた。代表初招集で初スタメン、フル出場を果たした右サイドバックのドビュッシーは、果敢にサイドを攻め上がり、レブルーの厚みのある攻撃を演出し、代表でこの位置をキープしているサーニャに遜色のない働きをしていた。

試合は3-0でレブルーが勝利をおさめ首位をキープしたが、勝ち点1差で2位につけているボスニア・ヘルツェゴビナもルクセンブルクに勝ったため、11日の直接対決により、EUROの出場が決定することになった。
この試合は、華やかさにやや欠けるものの、堅実で攻守のバランスの良い、好ゲームであった。ボスニアは、同じグループの中で一番手ごわいライバルではあるものの、この試合のように自分達のサッカーをすれば、勝利を手にすることは難しいことではないだろう。左ひざの炎症で欠場したガメイロ(FW・パリ・サンジェルマン)の復帰の可能性もあるというのも好材料である。
出場が決まるのは引き分け以上であるが、見事勝利で出場を決めることを期待している。
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☆ ルーマニア×フランス 0-0

もう、1週間近く前の試合ですが、EURO予選ルーマニア×フランスは正直つまらない試合でした。
ルーマニアによく抑え込まれてた、という意味で、ルーマニアを讃えるべきなのでしょうが、それ以前に、フランスが良くなかった。
芝の状態が悪く、ピッチに足を取られることが多かった、とか、過密スケジュールと長い移動時間で疲労がたまっていた、とか言い訳はいろいろあるのでしょうが、それを差し引いても良くなかった。

この日はシステムを4-3-3に変更。中盤の底には、アンカーにキャバイェ(MF・ニューキャッスル)、右エムビラ(MF・レンヌ)、左マルタン(MF・ソショー)とこれまでにない顔ぶれでした。
アンカーにキャバイェなんて、キャバイェの無駄遣いではと思ったのですが、意外にもキャバイェのボールキープ、パス出しが良く機能し、守備から開放されたエムビラは生き生きしていました。マルタンの方は逆に守備的となり、彼の持ち味はいま一つ出ていなかったように見えました。

中盤でボールが回るようになったものの、供給先の前線があまり機能せず、なかなかいい攻撃の形が作れずに、タイムアップ。

最前線のベンゼマは、下がってボール回しに加わるなど、自身の身体のキレの良さはアピールできましたが、シュートを打つ機会はあまり作れず、おそらく消化不良だったのではないでしょうか。アルバニア戦ではやや機能していたサイドアタックも、この日は不発。逆にルーマニアにやり込められる場面も多く見受けられました。

ゴールが奪えなかった原因はなんだろう。
ボールがキープできないという課題はとりあえず、キャバイェによって解消されたように見えたので、あとは前線との連携になるのでしょうか。エムビラ、マルタン(またはアルー・ディアラ(MF・パリ・サンジェルマン)など)が前線の選手への橋渡しがうまく出来るようになれば、若しくはシステムを4-4-2の中盤ひし形に変えてトップ下にもパサーを置くようにすれば、もう少し中央からの攻撃もスムーズに行くのかもしれませんね。

次回は10月7日(金)にアルバニア、10月11日(火)にボスニア・ヘルツェゴビナとEURO2012本選出場をかけた戦いをすることになります。
プレーオフにもつれ込むことなく(プレーオフには苦い思い出もあるし…)、1位通過で予選を突破して欲しいですね。
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2月9日に行われたブラジルとの親善試合においてレブルーが見せたパフォーマンスは、 それまでぼんやりとしか見えなかった復調の兆しを、誰の目にも明らかなほどに鮮やかに映してみせた。暗く長いトンネルの向こうからかすかに見える光を目指し、時にぬかるみに足を取られ、時に疲弊して、這いつくばりながらも、レブルーはその歩みを止めることはなかった。 ぬかるみにはまり、頭まで沈み、もはやこれまでかと思われたときに、瀕死のレブルーに手を差し伸べ、トンネルの出口まで導いたのが、98年W杯、2000年EUROの「スーパーダブル」の経験者であるローラン・ブランである。
ブランは、レブルーのポテンシャルを理解していた。彼らは勝てないのではない、勝てるような環境を与えられていなかっただけだった。高級食材が持ち味を殺されて、無造作に皿に盛られただけだった。

そうして迎えたEURO2012の予選、親善試合では、ナスリ(MF・アーセナル)、リベリ(MF・バイエルン・ミュンヘン)、グルキュフ(MF・オリンピック・リヨン)、メネズ(FW・ASローマ)という前線のタレントをどのように使いこなすかが課題となった。
EURO2012予選の対ルクセンブルク戦では、2月のブラジル戦で活躍したメネズを外し、守備的MFの位置にグルキュフ、2列目に右からリベリ、ナスリ、マルーダ(MF・チェルシー)を配置するという、奇抜なアイデアに出た。結果として試合は0-2でレブルーが勝利したものの、内容は必ずしもスコアに見合ったものではなかった。ブランはおそらく、シャビ・アロンソ(MF・スペイン代表、レアル・マドリッド)のように中盤の底から司令塔として働くグルキュフを期待していたのであろうが、前線に比してプレッシャーの厳しい中盤の底は、グルキュフには少々荷が重いように思えた。勝手がわかってなかった、というのもあったのだろう。激しいプレスを受けながらもボールをキープし続ける技術は、2列目の選手には一朝一夕に身につくものではないことが伺えた。

その後のクロアチアとの親善試合では、中盤の底にアルー・ディアラ(MF・ジロンダン・ボルドー)、マテュイディ(MF・サンテティエンヌ)という「専任」を置き、前線は右からメネズ、ナスリ、マルーダとルクセンブルク戦とは打って変わって妥当な布陣で臨んだ。結果は0-0とスコアレスドローに終わった。試合の内容も、相手が守備的であったとはいえ、可もなく不可もないといったところだった。中盤から前線への繋ぎがうまく行かず、かといってサイド・アタックを仕掛ける場面も少なかった。

この2試合で試した奇抜な布陣と妥当な布陣、すなわち、ルクセンブルク戦で採用しためぼしい前線の選手を無理やり全て使う布陣とクロアチア戦で採用した適材適所に各ポジションに専任を置く布陣のいずれがベストかについては、スコアだけを見れば前者の方が上手く機能したようにみえるが、試合内容としては、いずれが優れているとは言えないように思われた。個人的には、グルキュフは2列目で使うべきであり、慣れないポジションを強いるべきではないように思われたため、後者のクロアチア戦の布陣を踏襲してチームを練成していった方が良いのではないかと思われる。この場合、ナスリとグルキュフは同時起用ではなく択一的起用になってしまうが、それは彼らのコンディションや相手のスタイルに合わせて、いずれを起用するかを模索してゆけばよいだろう。
1人の選手に頼った布陣が危機管理として好ましくないことは、2002年W杯を見ていれば明らかである。ジダンの負傷により自滅した教訓は、新しい世代のレブルーの土台を作っている今こそ活かさなくてはならない。択一的起用になるのは右サイドにおけるメネズとリベリ、左サイドのマルーダとリベリも同様であろう。誰が出ても同じクオリティを保つことは、チームが恒久的な強さを身に付けるために必須である。選手層の厚いレブルーであれば、相手に合わせて柔軟に布陣やメンバーを換え、その時々の最適なチームで臨むことが、むしろ豊富な人材を無駄なく使うことにも繋がるだろう。
次の試合はシーズン終了後の6月のEURO予選になるが、試合を積み重ねていくごとに、チームの形が出来上がっていくことを期待したい。
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アフリカ大陸初のW杯は、レブルーにとって、将来二度と思い出したくないと思うであろう、悲惨なものとなった。
フランスサッカー協会と対立した選手たちに用意された帰りの飛行機の座席は、エコノミークラスだったそうだ。しかし、これは今回のレブルーの働きに見合ったものと言えるだろう。

サッカー外の出来事については、ここで語るまでもなく、メディアがこぞって報道しているので、割愛させて頂く。
では、純粋にサッカーだけを考えると、レブルーは何が問題だったのか。

確かに、敗因は選手のメンタルによるものと思われるが、そのような目に見えないものだけが原因であるとすると、問題の本質はぼやけてしまう。
そのため、あくまで私見であるが、客観的要因について以下に考察する。

今回の敗因は、選手の持つ特性と、実際に与えられたポジションがマッチしてなかったということに尽きるように思われる。特に前線は、選出者の偏見と「世間体」のみによって配置されていたように見えた。誤解を恐れずに言うと、選出者は、自らが扱いやすく、かつ、選出しなければ自らがバッシングを浴びる恐れのある選手を、でたらめに並べたに過ぎない。
すなわち、選出者は、チームとして機能することよりも、自分にとってリスクの少ないチームを作り上げようとしたのだ。

第1戦の布陣を見てみると、トップにアネルカ(FW・チェルシー)、左にリベリ(FW・バイエルン・ミュンヘン)、真ん中にグルキュフ(MF・ジロンダン・ボルドー)、右にゴブ(FW・オリンピック・リヨン)を置いているが、サイドアタックをかけたいリベリと中央でボールを配給するグルキュフは連携しなかった。また、右サイドバックのサーニャ(DF・アーセナル)のオーバーラップも、ボールが回ってこないために報われなかった。
第2戦では、グルキュフを外してマルーダ(MF・チェルシー)を投入したが、マルーダとリベリの役割は重複する上、中盤から前線へのボールの配給が上手くいかなった。
第3戦はシステム以前の問題であったが、今回のW杯の布陣の中ではまともだったように思われる。グルキュフがレッドカードを受けて退場しなければ、少しはまともな試合が見られたかもしれない。

では、今回のW杯は、どのようにすればベストな布陣だったのだろうか。
ジダンは、今回のレブルーについて、「第1戦ではマルーダを犠牲にし、第2戦ではグルキュフを犠牲にした。」と述べていた。
これを踏まえると、おそらくはトップにアネルカ(又はジニャク(FW・トゥールーズ))、左にマルーダ、真ん中にグルキュフ、右にリベリを置くべきだったのだろう。
リベリについては、クラブでの定位置が左であるため、ドメネク監督に対し自らを左に配置してもらうよう直訴したと言われているが、この際にドメネクは、リベリの望みをかなえるのではなく、自らの戦術とその中でのリベリの役割についての理解を求め、リベリを右に配置することを納得させるべきだったのだろう。このようなことは、監督として当たり前にすべきことであり、サッカーチームの監督であれば、どのチームでも普通に行われているだろう。
レブルーの大きな敗因は、監督が当たり前のことを当たり前にやっていなかったことにあると言っても過言ではない。

先日の南アフリカ戦をもって、レブルーはドメネクが采配を振るった約6年間にわたる「悪夢」から開放された。
次にレブルーの舵取りを任されるのは、公式に発表はされていないものの、98年W杯の優勝メンバーであるローラン・ブランに内定している。
ブランは現役時代から、最終ラインからの的確なフィードにより、レブルーの攻撃を組み立てるなど、DFでありながら優れた戦術眼を持っていた。また、ブランはその選手としての実績から、レジェンドとして、若い現役の選手からのリスペクトを十分に集め、束ねる手腕も期待される。

レブルーの新体制が発表されるのは、W杯後であるが、次のビッグタイトルであるEURO2012へ向けた船出に期待したい。
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どうも、ご無沙汰していてすいません。
本日は、風邪気味+仕事のストレスによるじんましんという最悪のコンディションですが、ワイン飲んで(ありえないですよね…。)、仮眠して、しっかり今夜のイタリア×フランス戦を見届けようと思います。

まずは今回の戦いぶりから本日のレブルーの展望を、いつもながら好き勝手に予想してみようと思います。

■ ルーマニア戦

堅守のルーマニアに対し、ゴールを奪えなかったフランスですが、勝てなかったのは中央からの攻撃に乏しかったことにあると個人的には思いました。
サイドアタックが得意な今のレブルーですが、そこをキッチリと抑えてきたように思います。
中央からの崩しがなかったため、レブルーの攻撃の組み立ては難航していたように思われました。
また、中央の崩しがなかったことの理由の一つに、中盤の底にレジスタ(パスを捌き、攻撃を組み立てるタイプのディフェンシブハーフ。代表的な選手はピルロ(イタリア代表、AC.ミラン)等)がいなかったことがあげられると思いました。
トゥララン(MF・オリンピック・リヨン)-マケレレ(MF・チェルシー)のコンビは、サイド、バックラインの守備力の高さを考えると、いささか守備的過ぎるように思われました。
そのせいか、バックラインのテュラム(DF・バルセロナ)やマケレレが、後方から攻撃を組み立てるように前方へパスを出しているように思われました。

後半に入り、攻撃を組み立てることが出来る、ややノスタルジーを感じるようなトップ下タイプのナスリ(MF・オリンピック・マルセイユ)を入れたことで、前線はやや活性化されたように見えましたが、リベリ(FW・バイエルンミュンヘン)など名だたる先輩たちを操るには、ナスリはいささか若すぎたようです。
しかし、ナスリのエレガントなボールタッチは、これからの可能性を大いに感じさせてくれるものでありました。

■ オランダ戦
オランダが素晴らしすぎるというのもありますが、ルーマニア戦から引き続き、レブルーは攻撃の厚みにかける部分があったように思いました。オランダ戦では、ルーマニア戦とは違い、最前線にアンリ(FW・バルセロナ)を置いてきましたが、肝心のトップ下に彼の動きを生かせる選手がいないこと、サニョール(DF・バイエルンミュンヘン)、エブラ(DF・マンチェスターユナイテッド)のサイド攻撃をアンリが生かすことができなかったことが敗因であるように思われました。
アンリを生かせる選手が、今回の代表以外にもいるのかどうかは定かではありませんが、サニョール、エブラのサイド攻撃を生かすことが出来る選手は、ピッチ外に存在するように思われます。それが、トレゼゲ(FW・ユベントス)であるよう思います。
センタリングへの反応の良い彼なら、ゴールを奪っていてくれたように思われます。

■ イタリア戦展望
このように、レブルーの敗因の原因は、前線とそのサポート役であるサイドもしくは中盤の選手の特徴がかみ合わないことであるように思いました。そのため、本日のイタリア戦では、どのような対策を採るべきか。
ごく私見ではありますが、中央にアンリ、左にアネルカ(FW・チェルシー)、右にリベリを並べ、彼ら3人にポジションチェンジをさせながら攻めあがることが有効であるように思いました。
今のレブルーにとって、一番勝機がありそうなのは、アンリを生かすことであるように思います。
そのため、アンリの力が一番発揮できると思われるトライアングルからのポジションチェンジ、そして、アンリと愛称が良いといわれているアネルカ、アンリ、アネルカのポジションチェンジについて行けるほどの体力のあるリベリを補佐役として付けるのです。

具体的な布陣は以下のようになります。

             クペ

サニョール  ギャラス  テュラム  エブラ

        トゥララン  マケレレ

             ナスリ

        リベリ    アネルカ

             アンリ

実現可能性はかなり低いですが、幼いながらもパスセンスのあるナスリにゲームメークを任せ、アンリ、アネルカ、リベリを動かしてもらうことが一番勝利のニオイがするように思いました。
個人的に好きなマルーダ(MF・チェルシー)が入っていないことが不満ですが・・。

とにかく、中央を崩し、サイドからのセンタリングに反応し、ゴールを取ってくれることを願います。
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いつもお世話になっておりますjumpinさんからバトンをいただきました。
ありがとうございます!
口調バトンというそうですが、ルール等、くわしくはこちらを



c0040315_7514493.jpg(通常の3倍速で)

やあ!日本のみんな!ティティだよ!
8月のツアーで訪れたときの情熱的な歓迎に、ぼくはすっかり日本のファンになったよ。
え?ずっと不機嫌そうだったって?
それは来シーズンに向けて体を作らなくちゃいけない時期に連れ回されていることが不満だったからじゃないよ!
ぼく自身、プライベートで重大な問題を抱えていたからさ・・。

(まつげを伏せて、遠い目をする。)

あれは堪え難い出来事だった。しかし、ああするしか他に術はなかったんだ。
バルサに来て、ぼくが最初にしたことは、リリアン(テュラム)に罪の懺悔をし、神に許しを請うことさ。
でも今はすべてが解決し、ぼくはフットボールに集中できる環境にある。
なんと言っても、世界最高のクラブで、すばらしいフットボーラーたちと、プレ
ー出来るんだからね。

ねぇ、想像してみてよ!
ぼくにパスをくれたり、ぼくがパスを出すのが、ロニーだったり、リオだったり
、サミュエルだったりするんだよ!!

(ここでテンションが5割りアップ)

もう、気が狂いそうなくらいわくわくするでしょ!?

(その後すぐに冷静になり)

でも、「ファンタスティックフォー」がみたいなら、映画館に行けばいい。日本
でも、もうすぐ公開されるでしょ?

明日はチャンピオンズリーグの緒戦を控えているから、そろそろ家に帰ってゲームでもしてリラックスするよ。
くれぐれも「逆転裁判」だけはやらないようにする。
うん、絶対に箱にさえ手を触れないさ。

じゃあ、次にバトンを回したいところなんだけど、あいにくみんなすでにバトンをもらっているみたいだから、これを読んでくださった方の中から書いてくださる方がいたらうれしいな。
ちょっとルールに違反しているけど、ま、グレーゾーンってことで許してほしい(笑)。

じゃ、ぼくは自宅に帰るね!

_____________________

以上は、8割がたフィクションです。
ファンの方ごめんなさい…。
でも、私もアンリが好きです。
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06年W杯でのレブルーは冴えなかった。とかく、グループリーグでの戦いぶりは、目を覆うばかりだった。
PK戦の末、W杯をもぎ取ったのが、大会を通して安定したパフォーマンスを見せたイタリアだったことは、物事は最後に帳尻が合うように出来ているということを、よく表している。

c0040315_23131727.jpgそんな中、臨死状態のレブルーの心臓として、各器官に血液を送り続け、蘇生させた選手がいた。
それがフランク・リベリ(MF・フランス代表、マルセイユ)だ。

フランク・リベリは1983年4月1日生まれの現在23歳。
思い切りの良いドリブルと、スペースへの飛び出しが印象的なエネルギーに満ちた選手である。
若さのせいもあるかもしれないが、そのがむしゃらなプレースタイルは、エレガントなレブルーの中にあっては、異質に映る。

それはまるで、彼が如何にして苦悩のキャリアをくぐり抜けてきたかをうかがわせているようにも思える。
ジダンと同様に、集合住宅の一角にある広場で腕を磨いたリベリは、地元のクラブチームを経てプロとなった。
しかし、プロとなってからもリベリの苦悩は続く。
フランスの3部リーグや、フランスからは遠く離れたトルコのクラブを転々とし、やっと日の目を見たのは05-06シーズン。マルセイユへの移籍を果たした時だった。

その後リベリが世界に知られるようになったのは、06年W杯の代表発表の時である。
そのときの活躍は、皆さんの記憶に新しいところであろう。

リベリがW杯で活躍できたのは、それまで運を逃してばかりであったと思われた彼が、やっと掴んだ幸運のおかげであるように思えた。
1つ目の幸運は、選手としての最後を迎えていたジダンの運動量のなさを埋めるべく、自由に走り回れたこと。
2つ目の幸運は、当時のレブルーにとっての致命的な弱点は運動量の乏しさであったこと。
このW杯は彼の持ち味をプレゼンテーションする絶好の機会となったのだ。

しかしこれは、サッカーの神が帳尻を合わせるようにイタリアに4度目のW杯をもたらしたように、彼の人生の帳尻を合わせたものであったのだろう。
試合が進むにつれ、赤く染まる彼の右頬の傷に浴びせられた心ない言葉は、幼い頃から彼を苦しめ続けたのだそうだ。
しかし彼は、この傷が自分を人間として成長させてくれたのだと語る。
06年W杯の素晴らしき思い出は、苦悩に耐え続けたリベリに対し、神が与えた最高のギフトだったのかもしれない。
それが単なる贈り物ではなく、選手としての実力であることを証明できるほどに、今後の活躍を祈念したいものである。
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このブログを訪れてくださった方から、フランスのテレビ局のCanal+で放送されたW杯後のレブルーのインタビュー番組が見られるサイトを教えていただきました。
こちらです。

オールフランス語なので、私は彼らが何を話しているのかはわからず、場面から想起したり、彼らの表情から感情を読み取るしか術がありませんでした。
しかし、番組がW杯のグループリーグから決勝までを追い、選手達にその時々の心境をインタビューしていることはわかったので、とても興味深く拝見しました。
この番組は、レブルーの面々だけでなく、対戦国の選手にもインタビューをしていて、その中には、我らがマドリーのラウールやカシージャスも出ていました。

W杯での歓喜と苦悩のシーン、そしてそれを回顧しながら言葉をつむぐ選手達。
一番印象的だったは、柔らかい表情のジダンと、こめかみに指を当てながら、険しい顔で語るテュラムの対照的な姿。
退いた者と残った者の相違を、残酷なほど忠実に写していました。
プロの世界は華やかであるが、一方でとてつもなく厳しいものであることを、テュラムはにじませていました。

90分と長い番組ではありますが、百聞は一見にしかず。
おそらく私が稚拙な語り部となるよりは、見ていただいたほうが早いでしょう。

ここからは、私の憶測に過ぎませんが、おそらくレブルーにとってあの決勝での出来事は、深い傷となり、今も残っているように思われます。
しかし、この番組で心のうちを少しだけ打ち明けることにより、記憶を浄化し、次に向けて再生することを期待したいと思っております。

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☆イタリア×フランス   1-1  PK 5-3
前7分:ジダン(PK)(MF・フランス代表、レアル・マドリッド)
前19分:マテラッツィ(DF・イタリア代表、インテル・ミラノ)

残念ですが、優勝に値するのはイタリアだったということに尽きるのだと思います。
ただ、決勝に関していえば、フランスはきちんとイタリアを押さえ素晴らしい試合をしたと思います。
トッティ(MF・イタリア代表、AS.ローマ)を交替させ、ピルロ(MF・イタリア代表、AC.ミラン)にほとんど仕事をさせませんでしたからね。
不謹慎かもしれませんが、マテラッツィに対する頭突きで終わったジダンもらしいと言えばらしいのではないかと思いました。
毎年の恒例行事ですから(笑)。
マテラッツィにキレたというよりも無能な監督に対する今までの苛立ちが爆発したように見えたのは、気のせいでしょうか。相当我慢していたのだと思います。
ラストゲームでも、一瞬のきらめきを見せてくれました。その姿が98年W杯の決勝の時の若いジダンと重なりました。

あるフランス人記者が、ドメネクが監督であるかぎり、優勝は出来ないと言っていましたが、本当にその通りになりましたね。

個人的には、今のレブルーが出来る最大限のものを見せてもらえて満足です。
お疲れさま、ありがとうと言う気持ちですね。

シャツを破られるほどのハードマークを受けたトレゼゲ(FW・フランス代表、ユベントス)の実力に疑いはありません。PKの失敗から早く立ち直って欲しいですね。

いやー、終わっちゃいましたね・・。

コメントをくださった皆様。
返信遅れてごめんなさい。
今日の夜にゆっくりさせていただきますね。
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