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気になるニュース2つ(06/09/14)

◎ ザンブロッタ、カンナバーロを擁護

スポーツナビによると、ザンブロッタ(DF・イタリア代表、バルセロナ)は、元チームメイトのカンナバーロ(DF・イタリア代表、レアル・マドリッド)が、13日(水)に行われたリヨン戦でのプレーにより批判の矢面に立たされていることに関して、チームが敗れたのは全体の責任であり、彼一人の責任ではないと擁護したそうだ。
また、マドリーが敗れたことについても言及し、マドリーのようなチームが負けることは普通のことではないが、たった1つの敗戦であることも確かであると話したそうだ。

■ユベントスがセリエBに降格したことにより、ユベントスの選手達の多くは移籍を余儀なくされました。その煽りを受けて、イタリア人選手に対する風当たりの厳しいスペインに移籍してきたザンブロッタとカンナバーロは、なんとなく当たり・ハズレのように見えますね。
マドリディスタとしてはあまりこのようなことは言いたくないですが、不幸にもカンナバーロはチーム状態の悪いマドリーに来て悪評を受け、幸運にもザンブロッタは絶好調のバルサに迎えられたという感じがしました。移籍の経緯やポジションの違い等の事情はあると思いますが、2人は同じチームの最終ラインを形成してきたスペシャリスト同士なのに、運命の悪戯により明暗がくっきりと分かれてしまったように思います。
カンナバーロが移籍してきたことにより、馴染み深い選手が外されてしまうことを恨めしく思いつつも、今年のW杯での活躍の記憶が新しい今、カンナバーロがこのように評価されてしまうのはやや気の毒に思えます。
カンナバーロの相方を再考し、カンナバーロの魅力を引き出せる最終ラインを形成できることを願いたいですね。

しかし、さらに気の毒なのはこの人…。

◎ トレゼゲ、残留の経緯を激白。

ライブドアニュースによると、トレゼゲ(FW・フランス代表、ユベントス)はフランスのレキップ紙に、ユベントスに残留した経緯について語ったそうだ。
トレゼゲによると、ユベントスはトレゼゲに他クラブへの移籍という選択肢を与えず、一貫して残留を主張してきたのだという。
現在、セリエBでプレーしていることについては、チャンピオンズリーグに7年連続出場してきた選手としては受け入れがたいものであったと語り、それは他の選手にとっても同じであると話したそうだ。

■W杯決勝のPKからなんとなくツイてないように見えるトレゼゲ。今年29歳となる彼にとっては、現在の状況は非常にもどかしいものであるに違いありません。唯一の救いは、監督が智将デシャン(元フランス代主将)であることでしょうね。
デシャンは、選手の特徴を見抜くのがうまく、人身掌握にも長けていますから、時間はかかっても、必ずユーべを立て直してくれるのではないでしょうか。
ユベントスが好調時にはAS.モナコに義理立てして古巣のユーべの監督を断っていたのに、このように苦しい時期に恩返しをするデシャンは、やはりカッコいいなぁと思いました。
デシャンやジダンがいた頃でも、正直ユーべ自体はあまり好きなチームではなかったのですが、今シーズンは応援したいですね。
by kobo_natsu | 2006-09-15 22:48 | ニュース