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W杯日本代表発表(06/5/15)

本日、W杯に臨む日本代表23名が発表されました。

GK:土肥 洋一(FC東京)
   川口 能活(ジュビロ磐田)
   楢崎 正剛(名古屋グランパスエイト)
DF:田中 誠(ジュビロ磐田)
   宮本 恒靖(ガンバ大阪)
   加地 亮(ガンバ大阪)
   三都主アレサンドロ(浦和レッズ)
   坪井 慶介(浦和レッズ)
   中澤 佑二(横浜F・マリノス)
   駒野 友一(サンフレッチェ広島)
   中田 浩二(FCバーゼル)
MF:福西 崇史(ジュビロ磐田)
   小笠原満男(鹿島アントラーズ)
   小野 伸二(浦和レッズ)
   中田 英寿(ボルトン・ワンダラーズ)
   中村 俊輔(セルティック)
   稲本 潤一(ウェスト・ブロムウィッチ)
   遠藤 保仁(ガンバ大阪)
FW:玉田 圭司(名古屋グランパスエイト)
   柳沢 敦(鹿島アントラーズ)
   高原 直泰(ハンブルガーSV)
   大黒 将志(グルノーブル)
   巻 誠一郎(ジェフ千葉)


極私的見解であるが、松井大輔(MF・ルマン)が落選したことが信じがたい。
日本代表の中にあれば個性は強いのかもしれないが、決して扱いにくい選手ではないはずだ。
誰を外して松井を入れろ、という議論はあえてしないが、とりあえずジーコの理想とするサッカーが出来ているとはいえない今の日本代表にあっては、松井のプレーヤー的求心力が不可欠だと思うのだが、ジーコのくぼんだ目には、松井のフランスでの快進撃が見えなかったのだろうか。

対して、個人的に喜ばしいことは、巻の選出だ。
吉と出るか凶と出るのか、ジーコにとっても大きな賭けだったと思うが、是非W杯期間中に実力を発揮し、伸びしろを感じさせるプレーを期待したい。


今日の日を迎えるに当たり、メディアがこぞって取り上げてきたのは、過去のW杯の代表選出における明と暗だ。

98年W杯については別として、2002年W杯における中村俊輔(MF・セルティック)の落選は、本人のみならず、サッカーファンにも衝撃を与えた。
俊輔が落選したのは、組織的でスピードを重視するトルシエのサッカーには、ファンタジーで足が速いとはいえない俊輔のポジションがなかったことによるものだったと記憶している。

そして、2006年。
最有力視されていた久保竜彦(FW・横浜・F・マリノス)が落選し、変わって新鋭の巻が入った。
久保の落選理由はコンディション不良だという。
実力者であり、結果を出しながらも、度重なる怪我による戦線離脱により、機会を失ってしまった。

いくら実力があっても、W杯でトップフォームに持って来れないことは致命的だ。
そして、それが出来るか否かというところも、その選手の持つ運の強さによるのであろう。
サッカー選手とは、時に努力や実力を超える「何か」が必要とされるのである。
by kobo_natsu | 2006-05-15 21:29 | ニュース