バレンシア×マドリー(06/03/11)

☆ バレンシア VS レアル・マドリッド   0-0

スタメン

バレンシア

GK:カニサレス(スペイン代表)
DF:ミゲル(ポルトガル代表)
   アルビオル(スペイン?)
マルチェナ(スペイン代表)
モレッティ(イタリア)
MF:アルベルダ(スペイン代表)
バラハ(スペイン代表)
アングロ(スペイン代表)
アイマール(アルゼンチン代表)
レゲイロ(ウルグアイ代表)
FW:ビジャ(スペイン代表)

4-2-3-1

マドリー

GK:カシーリャス(スペイン代表)
DF:サルガド(スペイン代表)
   セルヒオ・ラモス(スペイン代表)
   メヒア(スペイン)
   ラウール・ブラボ(スペイン代表)
MF:グティ(スペイン代表)
   ディオゴ(ウルグアイ代表)
   シシーニョ(ブラジル代表)
   バティスタ(ブラジル代表)
   ジダン(フランス代表)
FW:ラウール(スペイン代表)

4-2-3-1

あんまりちゃんと見られなかったのですが、概要だけでも少し書きたいと思います。

マドリーは、前半は積極的にパスを回し、バレンシアゴールに近づいていました。
素早いプレスに、複雑なパスワーク。
先日のチャンピオンズリーグ敗退のショックを見せず、意欲的にプレーしていました。
マドリーは、グティの中盤の底上げが効いていて、両サイド、中央ともに、ボールが前後するのに伴い、適切な距離を保って上げ下げしていました。
布陣全体が1つになっていたのです。

しかし、対するバレンシアは、引いて守りの壁を厚くし、中盤でマドリーのボールを奪うと、目を見張るようなスピードで速攻を仕掛けてきました。
パスを回して消耗するマドリーと比べると、バレンシアの方が効率よく攻撃しているように見えました。
バレンシアは、最近調子の良いジダンだけはかなり警戒していたらしく、常に2人以上が対応していました。
ボールを持てば、必ず足4本に刺されるジダンは、アーセナル戦の時と同じく、ちょっと不満げでした。

逆に、マドリーが警戒していたのはアイマールとアングロ。
ディオゴは彼らにきついタックルをお見舞いしていました。
この日、久々の先発出場を果たしたディオゴは、グティと中盤でコンビを組んでいました。
まだ、不慣れなこともあり、この二人のコンビネーションはやや不安定でしたが、柔らかいプレーから、身体を入れた泥臭いプレスまでこなせるディオゴに、改めて潜在能力の高さが感じられました。

対するバレンシアのピボーテ、アルベルダとバラハは、さすが熟練コンビだけあって、過不足なく仕事をこなしていました。
アルベルダの守備力に、バラハのオールマイティさが上手くかみ合い、バレンシアを動かしていました。
この試合を観戦していたアラゴネス爺も、このコンビを代表で再び起用することを考えたかもしれませんね。

前半走らされたマドリーは、後半は運動量が落ち、布陣も間延びしてスペースが出来始めました。
しかし、プレスをかけることは怠っていなかったため、アイマールに自由をあたえることなく、事なきを得ているように見えました。
バレンシアも、それほどパスワークが冴えていなかったので、ロングボールからの単調な展開が目立ちました。

最後、終了間際に交替で入ったカッサーノが得たPKを、やはり交替で入ったロナウドが外し、ゲームセット。
お互いにとって、痛い引き分けとなりました。

今回、マドリーがゴールを奪えなかったの原因のひとつに、ラストパスの精度がイマイチだったということがあげられると思われます。
そういう意味では、ベッカムの不在は響いたのかもしれません。
しかし、あのパスワークを見てしまうと、やはり右はシシーニョの方が流れが良いように見えました。
ラウール・ブラボは随分と攻め上がりがスムーズなってきました。
後は、ラストパスの精度を上げれば、ロベカルの後継者として育つのではと思いました。
褒めすぎ?

メヒアは、最初はおぼつかない感じでしたが、後半はクリアボールをそのまま攻撃の起点とする良いパスを何本か出していました。
その調子で頑張ってほしいです。

マドリーは、良い形は出来つつあると思うので、このまま進んでいってほしいですね。
次節のベティス戦も、良い試合を期待しています。  
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