CL:バルサ×チェルシー(06/03/07)

スタメン
は、のちほど掲載しますね。


1stレグに敗戦を喫したチェルシーは、とにかく点を取らなくてはならなかった。
そのため、序盤攻勢に出たのは、アウェーのチェルシーだった。
しかしこの日のチェルシーの布陣は4-2-3-1で、マケレレ-ランパードの2ボランチにトップ下はロッベン。
いささかいびつに思えた。
実際、サイドの守備が弱かったチェルシーは、ランパードにかかる守備の負担が重く、慎重なランパードは、いつものように思い切り良く前に出られないように見えた。
そのため、前線へのボールの供給は、マケレレにかかっていた。
それを知っていたらしきデコは、執拗にマケレレを狙い、攻撃の起点をつぶしていた。
さらにトップ下のロッベンは、アイデアはあるものの、やはりライン際で生きる選手と思われたため、中盤と前線のつなぎ役は、難しいようだった。
そのため、チェルシーの中盤と前線は分断し、ドログバは前で孤立した。
中央で勝負できないとわかったチェルシーは、右のジョー・コール、左のダフの両サイドアタッカーによる攻撃を展開。
一方がボールを持てば、他方は糸を引くように動き、可能性を感じさせたが、得点にはいたらなかった。

チェルシーが、まるでネジが1つ取れた機械のように不安定な状態でいるのに対し、バルサはそれを弄ぶかの余裕が感じられた。
最終ラインのマルケスは、悠々とロングフィードで攻撃を組み立て、バルサは無理に攻め入らず、様子をうかがう。
そして、相手のパスミスやスペースのほころびを見つけた瞬間、一気にギアを入れ替え攻め入った。

この日のバルサは、いつもより冷徹で、研ぎ澄まされた魅力があった。


つづく。
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by kobo_natsu | 2006-03-08 09:07 | 試合観戦記