ベンゲル・ジャパン、誕生か(05/11/25)

c0040315_219036.jpg少し前のニュースになりますが、来年6月に行われるW杯を最後に、ジーコ監督は、日本代表監督を勇退することが決まっているそうで、その後任としてアーセナルのアーセン・ベンゲル監督の名前が浮上しているようです。
ベンゲルさんといえば、アーセナルにおいて、フレンチコネクション(フランス人選手)による美しいフォーメーションサッカーを展開し、無敗優勝を果たすなど、輝かしいキャリアを送ってきたことは皆様ご存知の通りかと思います。

ベンゲルさんといえば、今から約10年前に、当時下位に低迷していた名古屋グランパスエイトを天皇杯優勝へと導いた監督として、日本のサッカーファンの記憶に深く刻まれた人物でもあります。
ベンゲルさんが日本にやってきた当時は、フランス国民から、「なぜ、フランス代表監督をやらずに日本のクラブの監督などをやるのだ。」とか、「あんなサッカー後進国のクラブに、ベンゲルはもったいない。」などと非難の声が上がるほど、当時からベンゲルさんの監督としての手腕は高く評価されていました。
確かに、なぜ、日本のクラブ、しかも、当時お世辞にも強いとはいえなかったグランパスの監督を引き受けたのか、私は未だに不思議です。

しかし、グランパスはベンゲルさんが来てから、見違えるように変わりました。
その甲斐あって、当時日本国内のタイトルとしては最高峰であった(今もそうなのでしょうか)、天皇杯を制することに成功しました。
これは、当時としては生き馬の目を抜く快挙でした。

その後、ベンゲルさんはグランパスを立て直した手腕を買われて、98年W杯後に日本代表監督就任の打診を受けましたが、アーセナルとの契約が残っていることを理由にこれを断り、その代わりにと紹介したのが、フィリップ・トルシエ前日本代表監督でした。
トルシエが勇退した後も、ベンゲルさんは日本代表監督の就任要請を受けましたが、アーセナルのとの契約を理由に2たび断りました。
そして、就任したのが、ジーコ監督です。

アーセナルで築き上げてきたサッカーが崩れつつある今、ベンゲルさんは日本サッカー協会の3度目のプロポーズを受けて立つのでしょうか。
今でも、日本人に遭遇すると「オゲンキデスカー?」と気さくに日本語で話しかけてくれるほど、日本に親しみを持っているらしきベンゲルさん。
個人的には、是非日本代表監督に就任して欲しいのですが、代表監督はクラブの監督に比べて収入が激減することに加え、プレッシャーが大きいだけに、引き受ける可能性は低そうです。

しかし、日本にはジーコのようにスター選手出身の感覚的な監督よりも、選手としては無名で、指導者として才能が開花した理論派のベンゲルさんの方が合っているのではないかと思うのですよね。
よろしければ、是非、いらしてください、ベンゲルさん。

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              こんな姿が日本のピッチで見られるかもしれません。
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by kobo_natsu | 2005-11-27 21:19 | ニュース