レアル・マドリッド×アスレティック・ビルバオ(05/9/22)

☆ レアル・マドリッド VS アスレティック・ビルバオ   3-1

前25分:オウンゴール(アスレティック・ビルバオ)
後8分:ロビーニョ(FW・ブラジル代表、レアル・マドリッド)
後20分:ラウール(FW・スペイン代表、レアル・マドリッド)
後24分:ラウール(FW・スペイン代表、レアル・マドリッド)

スタメン

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GK:カシーリャス(スペイン代表)
DF:サルガド(スペイン代表)
ウッドゲート(イングランド代表)
パボン(スペイン代表)
ロベルト・カルロス(ブラジル代表)
MF:グラベセン(デンマーク代表)
パブロ・ガルシア(ウルグアイ代表)
ベッカム(イングランド代表)
ラウール(スペイン代表)
FW:ロナウド(ブラジル代表)









マドリーはシステムを4-2-3-1に修正。
しかし、トップ下のラウールと左のロビーニョは、流動的であるし、ベッカムもいまいち役割が不明確であったため、サイドは相変わらず手薄であるように思えた。

また、攻撃を組み立てる選手の不在により、ボールは持てるものの、無秩序に動き回るだけで終わっていた。

ウッドゲートのフォローに終われたサルガドは、いつにも増して攻めあがることが出来ず、それに連動してベッカムも自陣に押し込められていた。

c0040315_14193192.jpg攻撃の核がないことを理解していたらしきトミーは、攻め上がりを見せたり、前線にスルーパスを出していたが、周りの援護が受けられず、決定機につなげることは出来なかった。
対するビルバオは、以前のようなプレッシングや鮮やかな速攻は見受けられなかったものの、エチェベリア(FW・元スペイン代表)、ティコ(MF・スペイン)を中心に、巧みにマドリーDFの裏を突こうとしていた。

c0040315_14194660.jpgビルバオの先制点は、その速攻により左サイドから放たれたシュートをウッドゲートの頭でのクリアがそのままゴールに入ったものだった。
ウッドゲートは後半に2枚目のカードをもらい、退場となった。

その後もマドリーは、パスの出し所なく立ちすくむ、フラストレーションのたまる展開に終始し、前半を終えた。


c0040315_14201575.jpg後半、マドリーは、トミーに替えてグティを投入。
パブロ・ガルシアを右、グティを左に配し、パブロ・ガルシアをウッドゲートのフォローに付かせ、サルガドを解放。さらにサルガドの右サイドのパートナーに、ロビーニョを従えた。
この作戦により、サルガドによる右サイドからの攻撃に希望が見いだせるようになった。


またグティが攻撃を組み立てることにより、前線の選手のプレーに意図を持たせることも出来た。
しかし、ビルバオは危険なグティを潰しにかかったため、マドリーの生命線は右サイドだった。

c0040315_14203882.jpgその後マドリーは、ベッカムが得たPAから10m、やや左からのFKからロビーニョが頭で決めて追い付く。

パブロ・ガルシアは、ボールを奪うのはいいが、ボールをもらうのはあまり好きではないようで、パスを受けても迷惑そうに身近な選手に預けていた。
パスセンスはあまりないのだが、それが返って球離れを良くし、攻撃にリズムを生んでいたように見えた。


c0040315_1421476.jpgそうして生まれたのが2点目。
パブロ・ガルシアは、サルガドから渡されたボールを迷惑そうにグティにパス。
グティは前線のロナウドにロングスルーパスを送る。
それは、グティにしか見えない軌跡だった。
ロナウドはそれを右にいたラウールに送り、ラウールが左に流して決めた。
ロナウドは、バースデーゴールをラウールに譲ったのだ。

その後マドリーは、CKからラウールが頭で決めて、試合を3-1で終えた。

しかし、スコアとは裏腹に、内容は乏しいものに思えた。
間延びした中盤から運良くボールを拾い、勝利につなげただけで、修正した後半も、マドリーは攻守に渡り不安定だった。

しかし、この試合により、何を生かすべきなのかが明確になったように思えた。
これからに期待したいと思う。
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by kobo_natsu | 2005-09-23 11:29 | 試合観戦記