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ガナーズレポート: ウ゛ェンゲル、アンリを語る

今日は、ヴェンゲル監督がアンリの契約延長について語った記事を和訳してみました。


ヴェンゲルはアンリの契約更新を確信(05/9/9)

アーセン・ヴェンゲルは、ティエリ・アンリがアーセナルとの新たな契約にサインすることを確信している。
明日のミドルスブラへの遠征をグロインペイン症候群により取り止めたこのストライカーは、現在の契約をあと2シーズン残している。

アンリは今年の夏にクラブのキャプテンに任命され、イアン・ライトのクラブでのゴール記録に並ぶまで、あと1ゴールとなっている。
彼は今も変わらずアーセナルの中心選手として野望を持っており、アーセナルの会長は、彼との新しい契約を年内には解決するつもりでいる。

「我々はまだ、正式にアンリと契約の席に着いていない。」
ヴェンゲルは言う。

「我々は今、とても忙しい。しかし、彼との契約更改はすぐになされるだろう。これは我々の優先課題の1つだからだ。今年中には解決したい。」

「我々はアンリとの契約については、特に憂慮していない。なぜなら、我々は彼が契約更新をしてくれるという約束を果たしてくれることを確信しているからだ。これは疑いようもない。」

「選手にとって、契約を延長することは、決して簡単なことではない。時間も忍耐も必要だ。ティエリがあと2年アーセナルにいてくれるのだということを忘れてはならない。現代サッカーにおいては、2年は長い。」

原文


意訳が多くなってすいません。
ヴェンゲル監督が話したことは、クラブ側はアンリのことを大切に思っており、年内には契約延長の手続きを済ませたいと思っているということのようです。

一番印象的なのは、ヴェンゲル監督が、アンリがアーセナルにいてくれることを感謝し、アンリに敬意を表していると思われる最後の部分です。
ここは、訳だとあっさりしていますが、本当は、「アンリは現役選手でいられる貴重な2年間をアーセナルのために捧げてくれていて、ありがたい。」というニュアンスが込められています。

このヴェンゲル監督やアーセナルの姿勢は、「出ていきたいヤツは出ていけ!」なんていう監督や、選手の契約更改を、他の選手との兼ね合いからあからさまに延長し、まるで株取引のマネーゲームのように選手を扱うクラブにも見習って欲しいものです。
結局最後は、クレーマーとなってしまってすいません。

アンリは今日のミドルスブラ戦を欠場するようです。
グロインペイン症候群というのは、たしかそけい部の筋肉を傷めるサッカー選手の職業病だった気がしました。
以前、中田英寿や中山雅史も苦しめられていたような気がします。
間違っていたらすいません・・。

ミドルスブラ戦については、後ほど別記事を掲載します。