ジダン最新コメント:「ハングリーなシーズンが始まる」(05/7/13)
ジダンはフランスのレキップ紙のインタビューにおいて、昨シーズンの反省と来シーズンの意気込みについて語ったそうです。
まず、昨シーズンを含め、この2年間無冠であることについては、プロ生活では起こりうるアクシデントであるが、来シーズンを素晴らしいものにして、その事を忘れたいと語ったそうです。
どんなに素晴らしいチームであっても、毎年タイトルを獲り続けることは、至難の業です。
しかし、このような難題をクリアすることを、当然のように求められる所にこのクラブの選手であるところの厳しさが伺えますね。
以前、このことにつきエルゲラは、マドリーは、常にプレッシャーにさらされていると表現していました。
来シーズンの意気込みについては、マドリーの選手の中には、これまで獲得してきた栄光に満足してしまった者もいるかもしれないが、来シーズンはハングリーさを取り戻さなくてはならないと話した。
自身のプレーについては、残り少ない選手生活だが、残ったものを活かす方向にもって行き、1000%集中すること、そのためにサッカー外の活動は控えると話したそうです。
また、ルシェンブルゴ監督との関係は良好で、ポジションを左から中央へ変更することについても問題はなく、70試合のすべてを戦う体力はないためベンチに座ることも了承していると話したそうです。
マドリーでは選手の高齢化の波が押し寄せ、世代交代の必要性が指摘されています。
来シーズンにジダンがスタメンを外れる回数が増えることは、世代交代を促進するためにも非常に重要となりそうですね。
また、年令を重ねたジダンにとっては、常にコンディションを一定に保つために、休養を与えられることは、むしろ必要なことになりそうです。
最後に、フィーゴについて、フィーゴは毎日練習の1時間前にはきているほど熱心で、移籍か残留かで揺れている中でも、チーム練習に対する態度に非難されるべき点は一つもなく、フィーゴこそ真のプロであると語ったそうです。
監督からは、「挨拶がない。」など、あたかも練習態度が悪いような印象を受ける発言をされていたフィーゴを庇っての発言と思われますが、個人的には、監督の言葉よりも、このジダンの言葉のほうが本当のフィーゴの姿であるように思えます。
以前ジダンは、衰えが指摘され、代表には不要でないかとマスコミから非難されていたデサイー(DF・元フランス代表)についても、常にチームを盛り上げ、たとえ控えとなっても、スタメンの選手を励まし試合に送り出すなど、プロとしての模範を見せたとして、擁護していたことがありました。決してリーダーシップは取れませんが、こういうチームメイトに対する気遣いはさすがだと思いました。
◇ 最近の出来事
■ 映画の記者発表にて。
ファッショナブルなかっこいいエルゲラさんの隣に、セミ取りに行きそうな小学生がいますね。
ポケットに手を突っ込んでいるのは、お母さんにもらったおこずかいを落とさないように、必死に握り締めているからと思われます(ウソ)。
■ 04-05シーズンユニフォーム発表会にて。
新しいユニフォームのお披露目。
ラウールとベッカムは楽しそうなのに、
1人不満げな人がいます。
インタビュアー:「この色は気に入った?」
ジダン:「気に入ってない!」
どうやら、グレーじゃなくて、白かネイビーを着たかったそうです(これは実話です)。
確かに、グレーはあまり似合っていませんね。
by kobo_natsu
| 2005-07-14 20:47
| ジダン話