「スーペル・デポル」

☆ デポルティボ・ラコルーニャ VS マジョルカ   0-3


05/5/22のデポルティボ・ラコルーニャ VS マジョルカ戦。
マジョルカの大久保が全3得点にからむ活躍を見せたことが、日本のメディアで大々的に報道されていますが、私にとっては大久保の活躍よりも、デポルが来季のUEFA杯出場権を逃したことの方が重大でした。

この試合は、ファン主催により、「スーペル・デポル」を支えたフラン(MF・元スペイン代表)、マウロ・シウバ(MF・元ブラジル代表)の引退記念試合として催されたそうですが、クラブ側は、そのような記念の意味合いを持たせることを拒否したそうです。
理由は、まだシーズン途中であるからだそうですが、このマジョルカ戦はデポルにとって、今シーズン、リアソール(デポルのホームスタジアム)で行なわれる最後の試合であることを考えると、クラブの判断はいささか不可解に思えます。

このようなファンとクラブの不協和音が、今節のマジョルカ戦の惨敗を招いたのでしょうか。
それとも、1部残留と、ヨーロッパの舞台への切符では、1部残留の方が深刻だからでしょうか。
いずれにしろ、来季のUEFA杯出場権を逃したこと、及びクラブが長年チームを支えてきた功労者に対し、その功績にふさわしい花道を用意してくれなかったことが残念でなりません。

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フランは、巧みなドリブルとタイミングの良い飛び出しでデポルの攻撃陣を引っ張った左の名ウインガー。
生え抜きのデポルの主将であり、17年もの間デポルに尽くしました。




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マウロ・シウバは、的確な読みと、ポジショニングでチームの攻守のバランスをとるピボーテ。
94年W杯において、ブラジル代表の一員として4度目の優勝に貢献しました。
デポルには13年間在籍しています。




奇しくも今節は、マドリー戦において、マドリーの永遠のカピタン(主将)であるイエロ(DF・元スペイン代表、ボルトン)の引退セレモニーが行なわれ、試合はイエロに捧げる記念試合となりました。
イエロがクラブとファンの双方から温かく見送られたこともあり、この二人も同様に温かく見送られて欲しいと思いました。
なぜなら、二人はイエロとほぼ同じ時に、同じようにチームに尽力してきたと思うからです。

c0040315_22532621.jpgとにかく、フランとマウロ・シウバには、ありがとうとお疲れさまを言いたいです。
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