試合観戦記(05/5/14: セビリア VS レアル・マドリッド戦)

今日はセビリア戦について思うところを1つ。

セビリアはアンダルシア地方のチーム。
現在4位につけており、来季のチャンピオンズリーグ出場枠内(上位4チームまで)を確保していますが、5位には同じアンダルシア地方を拠点とするライバル・ベティスが勝ち点わずか3差(5/13現在)で追い上げて来ているので、取りこぼしは許されません。
セビリアには、サルガドと代表の右サイドバックを争うセルヒオ・ラモス(DF・スペイン代表)や、司令塔・パプチスタ(MF・ブラジル代表)がいます。
現在リーガ4位という実力と、前節ライバルのベティスに破れたことにより、追い詰められている事を考えると、マドリーにとってセビリアはまさに「手負いの虎」であり、脅威であるといえるでしょう。

スタメンは予想の通り。

前節、ベティスに破れた欝憤を晴らすかのように、立ち上がりから猛攻を仕掛けるセビリア。
対するマドリーは、グラベセンを中心にボールを回収するが、グラベセンの回収したボールを上手く攻撃に転じさせることが出来ない。

対照的にセビリアは、マドリーのゆるい足元へのバスを難なく奪い、素早く攻撃に転じる。セビリアの攻撃は、ほとんどがシュートで終わっているように見えた。それほどまでにセビリアのゴールへの執着は凄まじかった。
セビリアは守備に関しても一貫して抜け目がなかった。
マドリーがボールを奪うと、それまで攻撃型にポジション取りをしていたセビリア陣営は守備型へとシフトする。
マドリーのパスの受け手をマークし、パスを回せないようにしていた。
こんな時、マドリーの取るべき方途としてはマークを外す動きでパスコースを作ることであると思われた。
この日のマドリーの攻撃の起点は、ボール奪取に優れたグラベセンが担うことがほとんどであったが、グラベセンに対し、敵のマークを外してパスを要求していたのはラウールだけのように思えた。

おそらく、序盤からのセビリアの猛攻に恐れをなしたマドリーは、セビリアの攻守の切り替えの速さについていく自信がなかったのかもしれない。
セビリアが攻撃に転じた時に攻め込まれることを恐れて、自分の持ち場を離れて積極的に動くことが出来ないように見えたのだ。

そして、前半19分、ついにセビリアの猛攻が功を奏す。
PA左手前でのグラベセンのヘスス・ナバス(MF・スペイン)に対するファールによりFKを得たセビリアは、レナト(MF・ブラジル代表)が横に軽く蹴ったところを、セルヒオ・ラモス(DF・スペイン代表)が直接ゴールに決めた。ボールは低く鋭い弾道を描き、ゴール左隅に刺さった。
カシーリャスのマジックハンドも及ばなかった。

これで1-0。

しかし、その後もマドリーは相変わらずセビリアの猛攻に手間取っていた。
この先制点に勢いづいたセビリアは、攻撃の手を緩めることなく、マドリーゴールに襲いかかった。

しかしその後、思わぬ形でマドリーは同点に追いついた。
次第にボールをキープできるようになり、早いパスがセルビアに捉えられずに回せるようになったマドリーは、グラベセン→ラウール→左に流れたベッカムとパスを繋げた。ベッカムはサイドを駆け上がるロベルト・カルロスのタイミングを見てパスを出し、ロベルト・カルロスはゴール前に走り込んだオーウェンにクロスを上げた。
しかし、クロスボールに触れたのは、オーウェンをマークしていたハビ・ナバーロ(DF・スペイン代表)だった。
ハビ・ナバーロの触れたボールは、そのままゴールに吸い込まれた。
事故的なラフプレーによる出場停止明けのハビ・ナバーロをまたも悲劇が襲った。
前半41分。失点は避けたい時間帯の出来事だった。

これで1-1。

今日は寝坊しました。すいません・・。
続きは後ほど。
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by kobo_natsu | 2005-05-16 09:07 | 試合観戦記