私信:RIEKOさん江♪ その3

UFLがイタリアのレジェンド、ファビオ・カンナヴァーロとの歓談

僕は、来シーズンもここでサッカー選手としてのキャリアを続けていくつもり

2006年FIFAW杯のMVPであり、イタリアのチームキャプテンであったファビオ・カンナヴァーロは、
改めて彼が次のシーズンもUFLでのプレーを強く希望していることを、UFLだけに語った。

アハリがカンナヴァーロと契約したことについての公式発表があった当初は、誰もが驚いた。
カンナヴァーロは、(アハリでの)経験を楽しんでおり、クラブとの2年の契約をきちんと全うすると 話している。

「僕はユベントスでの最後のシーズンが良くなかったので、イタリアを出てプレーすると決めたんだ。僕のところにはUAEのアハリと同様に、イングランド、アメリカ、イタリアからたくさんのオファーが舞い込んできたよ。僕は新鮮な国の新鮮なリーグで初心に帰ってプレーしたいと思ったから、アルアハリのオファーを受けたんだ。それに、この国ではフットボールが発展途上にあるし、僕の経験がアル・アハリの選手やUAEのフットボールの発展のために貢献できればと思ったんだ。」

「僕のアハリにおける抱負は、UAEの選手の見本になること。彼らはプロ意識とは成功への道筋であることを学ばなければならない。若い選手に練習とトレーニングの重要性に気づいてもらえるよう、僕は37歳になった今でも、休暇中もトレーニングを欠かさないよ。アル・アハリは大志溢れるクラブでいい方向に向かってるよ。」

アル・アハリが来シーズン、エティサラートプロリーグのタイトルを勝ち取るために必要なものは?

「僕は、僕たちが来シーズンはタイトルを勝ち取ることを強く望んでいる。でも、選手、執行部、メディカルスタッフ、フロントそしてファンも 含め僕たちは皆、一丸となってこの目標を成し遂げなければならない。」

彼にとって初めてのシーズンであった昨シーズンについて、カンナヴァーロは、いくつかの困難な状況に立ち向かったことが、選手たちのパフォーマンスに影響した。例えば、主力選手の欠場や怪我、そして、監督デイビッド・オレアリーが交代し、クラブを去ったことも同様に大きく影響した、とコメントした。

最近では、カンナヴァーロの引退やアルアハリの会長のテクニカルアドバイザーに就任するのではないかと、メディアはカンナバーロに対し批判的に報じられている。カンナヴァーロは、これを強く否定し、彼は確実に2011-2012シーズンに針路を向けていることがわかった。

「将来的にはそう(アドバイザーに)なるかもしれないけど、僕はまだ選手だし、契約が終わる案ではクラブのロゴをまとっていたい。だって僕は、まだいつ引退するかを決めてないんだから。」

僕はUAEのフットボールの発展に貢献したい

カンナバーロは、UELでの初めてのシーズンを楽しむ一方、UAEのフットボールの発展にいくつか影響を及ぼす事柄があることを認めている。

「僕は、まず天気に重要な問題があると考える。シーズンの始まりも終わりも暑かった。シーズンの最後の2週間は、平均して3日おきに1試合、計5試合をこなした。これは、選手たちのパフォーマンスに悪い影響を及ぼした。」

昨シーズンのリーグの中断は、主として代表チームの要求によるというのは理解しているものの、カンナヴァーロは世界中の他の国ではナショナルチームの準備のために1週間以上中断している国はないことを指摘している。その上、彼は才能ある選手は代表の試合においても、プロのレベルでプレーし、フィットできるよう日ごろから準備できているものだと考えている。

「僕は15年間イタリア代表でプレーしてきたけれど、その間選手の誰もが試合より5日以上前に(代表チームに)合流することを必要とはしなかった。結果として、通常のリーグのシーズンは
大きな中断もなく実施することが出来たし、UAEでも可能だと思う。」

「監督を変えるというのはいいアイデアじゃないし、UAEのフットボールは毎シーズン同じ問題に苦しめられている。監督を変えれば必ず勝てるというものでもないし、(タイトルを)勝ち取れるわけでもない。むしろ、新しい監督が自分のプランに選手を当てはめる時間が必要になるため、チームは不安定になる。そのプランは、全監督のプランとは異なることが常だからね。」イタリア代表前キャプテンは言った。

「僕はチームが技術的に安定し、ゲームの質を向上させるためにも、このリーグからそのような「現象」がなくなることを願いたい。」

若手の成長がカギ

インタビューの間、カンナヴァーロは若手の育成の重要性について明瞭な意見を持ち、若い選手の成長のために投資がなされるきっかけを作っている。

「UAEとそのクラブには、若い世代に対する最先端の科学的なトレーニング方法が不足している。それに1軍のチームに上がる前に若手に正確なトレーニング方法と基本的な技術を身につけさせることが出来る専門的なコーチもね。」

世界的なスターはリーグの手助けが出来る

アル・ワスルの新監督であるマラドーナについてカンナヴァーロに尋ねたとき、カンナヴァーロはナポリで彼と共にプレーしたこと、そして彼の覚えているところではあの才能あるアルゼンチン人を抑えることが出来なかったとのべた。

「マラドーナは世界一の選手だよ。彼は今世紀を代表するプレーヤーで、素晴らしい技術を持っている。彼の持つ技術は、アル・ワスルとUAEのフットボール全体にいいインパクトを 与えるだろう。」

カンナヴァーロは世界的な選手と契約をすることは、UAEのフットボールの発展につながると信じている。その例として、アル・ナスルがイタリア代表の世界的に有名なゴーラー?であるワルター・ジンガと契約をしたことは、アル・ナスルをリーグ3位の位置に導くことを達成できているし、来年のアジアチャンピオンズリーグの出場権を獲得したことを指摘した。

2010-2011シーズンのエティサラートリーグのチャンピオンアルジャジーラは、シーズンを通して素晴らしく、勝者にふさわしいチームであったと、アルアハリのキャプテンは思っている。

「彼らは全試合をよく戦い、全てのポジションに強い選手がおり、良い監督が彼らをリーグとカップ戦で勝利に導いた。」

彼は、彼が欧州レベルでやっていける才能をもっていると信じているアルアハリの若手選手、アーマッド・カハリと同じくらい、アルジャジーラのMF、イブラヒマ・ディアキーへの賞賛を続けた。

リーグのチーム数の増加をサポートしたい

カンナヴァーロはエティサラットプロリーグに所属するチーム数の増加をサポートすることを提案した。リーグの外国人登録選手が4人に増えたことを受けてのことである。彼は、チーム数の増加がUAEのサッカーの発展の手助けになると信じている。

「クラブが12から14に増えたことは、クラブと選手の発展にとって良いことだ。より多くの試合をプレーすることで、選手のパフォーマンスは向上するし、それはチームに良い影響を与える。外国人選手が4人に増えることは、UAE人の選手のレベルも引き上げるだろう。これはAFCに参加するチームにも好影響だよ。」

ロナウドは今まで対決した中で最も難しい選手

カンナヴァーロは、イタリア国内の熱い応援からすると、2006年には(優勝)出来たのに、2010年W杯はその応援に答えられなかったことが残念であると言った。イタリアは、現役を退いた先輩達に比べ、GKとDFに問題を抱えていた。彼は、チームは一つの転換期に来ていて、将来的にタイトルを取るには、欧州や南アフリカで他国と対戦する経験がもっと必要だと説明した。

カンナヴァーロにこれまで対戦した中で一番の選手について尋ねたとき、躊躇することなく、キャリアの中で最も対戦が難しかった選手として、ブラジル人ストライカー・ロナウドの名前を挙げた。

「たとえ、どんなにチームにフィットしてて、ストライカーに対して常に100%の準備が出来ていたとしても、ロナウドだけは例外だよ!彼の動きを見張るのに100%以上の力を必要とする、彼の前では無力になってしまう。でも、300%でも出来ないと思う。彼は素晴らしいストライカーだ。彼はPA内でボールを受けたら、知らない間にたちまちボールをネットに入れてします。彼は驚くべき選手だよ。」

僕はまだ選手だけど、将来コーチをしている可能性もある

選手としてプレーしている間に、アルアハリまたは他の欧州のクラブでコーチをする可能性については、カンナヴァーロははっきりと今は選手としてプレーするのみでありそれだけが目標と断言した。

「おそらく、現役を引退したら、コーチになると思うよ。僕はイタリア代表やレアル・マドリード、ユベントス、インター・ミラノ、パルマの下で、たくさんのいいコーチの元でトレーニングをした良い経験を元にしてね。アルアハリを率いることも難しいことではないよ。」

インタビューの終盤にかかり、カンナヴァーロは笑顔について痛ましい告白をした。

「フットボールは美しいゲームだからね。僕はフィールドではスポーツマンとして振る舞いたいから、辛い状況にあってもいつも笑顔でいるよ。」

「子供達が試合を見ているから、僕達はしかめっ面を見せてフットボールをするわけにはいかない。僕は選手達がフットボールが美しいものとして振舞って欲しいし、若者にこのスポーツを賞賛させることができるよう、(自分の振る舞いによって)若者のスポーツマンシップの精神を高めることを
求めて欲しい。」と締めた。

おわり
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by kobo_natsu | 2011-06-21 20:22