帰り道 その3

昨日、家に帰る道すがら、駅の構内にある本屋を覗いてみた。
いつものように、サッカー雑誌のコーナーへ行くと、推定年令60歳くらいの御婦人が、食い入るようにサッカー雑誌を読んでいた。おそらく老眼で、本を至近距離まで近付けないと文字が読めないのだろう。

サッカー雑誌を立ち読みしているのは、若い男の子か、サラリーマン風の男性と相場が決まっている。
なのに、普通なら某メガネ系韓流スターを追いかけていてもおかしくないような年代の御婦人の心を捉えたのは何なのだろう。
興味をひかれた私は、失礼は百も承知で、その御婦人の後ろをさり気なく通り過ぎるフリをして、雑誌を覗きこんだ。

そこに掲載されていたのは、中村俊輔の写真だった。相変わらずの垢抜けない茸カットに、ぎこちない笑顔を浮かべる俊輔。
でも、この御婦人に限って言えば、俊輔は奥様のハート争奪戦において、某メガネ系韓流スターに勝利したのだろう。

おめでとう、俊輔!
そして、勝手にサッカー文化の伝導師を名乗っている私は、サッカーから一番縁遠いと思われ、攻略は難しいと思われていた年代の女性にもサッカー文化が浸透しつつある事が感じられ、心の中で万歳三唱をしたのだった。
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by kobo_natsu | 2005-03-16 08:51 | 蹴球生活